The Advantage

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001LYFA4/

baddy氏がパルセラ板(http://jbbs.shitaraba.com/music/2936/atg.html)で紹介してたのを観て早速購入してみた。

このCDは何かといいますと、NESNintendo Entertainment System。簡単に言えば海外版ファミコンです…誰だ? エ○ュのROMイメージの拡張子なんて云ってるのは?^^;)のゲームミュージックをバンド生演奏したものを収録してあるCDです。

楽器構成は、ファミコン内蔵音源とほぼ同じ4パート構成。(w ギター2本にベース、ドラムといった構成になってます。 最近の音楽は、シンセあるいは打ち込みパートが入ってたり、あるいは多重録音してあるものがほとんどですが、このバンドは時代に逆行して(恐らく)生演奏一発録り! シンセの類も入っておらず、非常にシンプルといったイメージです。 シンプルという意味ではまさにファミコンと同じですが、生演奏一発録り&ローファイなその音質は、むしろメロディが一緒という以外はゲームミュージックを連想させず、中高生のコピーバンドが演奏したのを生録でCDに焼いた、といった感じでした。

個人的な好みで云えば、もうちょいアレンジしてしっかり作りこんだほうが好きかなー、とも思いましたが、逆にシンプルなほうが好きであれば、結構ハマる人もいるかもしれませんな。 収録曲は、メジャーなものから結構マイナーなものまで色々ですが、個人的には「悪魔城ドラキュラ」(Castlevania)の「Wicked Child」(Stage 3)は結構好きでした。(^^) こういう曲はギターサウンドがハマりますね。 ドラムも他の曲に比べて「ぱわふりゃー」な感じがして良かったです。(^^)

ただ、先ほども書いたとおり、個人的には若干パワー不足な感も否めず、そういう意味では日本のゲームミュージックバンド「O.T.K.」(残念ながら活動休止中→http://www.geocities.jp/b809design/otk/index.html)のほうが好きかなー、と思った。
とはいえ、目の付け所は非常に良いので、今後に期待したいバンドではあります。


…ていうか、何が驚いたかって、なんで「NES」の曲なのに「Marble Madness」が入ってるですか?? 海外では発売されてたんだろうか…そんなムチャな(^^;) ていうか、猛烈にプレイしてみたい今日この頃です。(w