大合奏!バンドブラザーズ

というわけで、この前のコミケ後の忘年会でセッションプレイを堪能した私は、続いてエディットにも手を出してみることに。
…と思ったら、なんとメニューが出てない!(T_T) 調べてみると、どうやらアマチュア譜面のレコーディングで★5をクリアして、プロ譜面を出さないとこのモードは使えないらしい。(T_T) 現在、アマの★4なので、早速★5のレコーディングに挑戦してみた…のですが、なんとのっけのポケモンメドレーでほぼ撃沈。(T_T) 難しいよ、コレ… 例えるなら、ちょっと古いけど bratmaniaIIDX9th で EXPERT(私の腕だとLIGHT7が精一杯)をプレイしたら、いきなり1曲目から「One or Eight」が出てゲージをガリガリ削られまくったような気分。(^^;) 結局、レコーディングで初の敗北を喫したものの、2回目は選曲に恵まれてなんとかクリア。 というわけで、やっと譜面入力モードが出てきましたよ!
…とここで、最近は実際にこのモードを使って曲を公開するのが流行ってるらしいということで、調べてみたところ、2chに専用スレ発見。(http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/dtm/1104052003/) 専用アップローダーまでできてて、様々な曲がアップされてました。 ざっと聴いてみましたが、まさに玉石混交といった様相で、音を外しまくったものからかなりハイレベルな打ち込み、更にはオリジナル曲まで、色々あります。
こういうのを観てると、昔流行った個人レベルでの打ち込みを思い出します。 我々の世代だと、ベーマガのVGMコーナー→BASICなどで内臓音源での打ち込み、それより後の世代だと、恐らくRolandYAMAHAの初心者MIDIセット→譜面入力ソフトでの打ち込み、といった感じでしょうか。 ここ最近、初心者のこういう表立った活動はあまり目にしてませんでしたが、今の時代のツールがまさにこのバンブラなんでしょうな、きっと。
出音に関しては、個人的にはGM規格なMIDI音源のベタ打ちレベルなので、まだまだ改良の余地はあると感じてるんですが、ゲーム自体は1つのパートに絞っての演奏だったり、それらを持ち寄ってセッションプレイしたりする楽しさをクローズアップしてる感があります。 バンブラは、ここ最近の音ゲーが陥りがちだった「譜面の複雑化による難易度上昇→反射神経モグラ叩き化」という流れとは異なり、NDSという「楽器」を使った音楽の楽しさを取り戻す、音ゲーの「音楽としての楽しさ」という原点に立ち戻ったゲームのような気がしています。 更に、譜面エディットモードは、一般人には敷居が高い「打ち込みの楽しさ」を取り戻すツールとなっていくんでしょうか。 なんせ、これほど気軽なものはないですもん。 NDS本体とソフトだけあれば、あとはMIDI音源や設定も必要なし。 MMLやステップ入力などの特殊なものも覚える必要がなく、寝っ転がったままでも打ち込みが楽しめる。 確かに細かい設定はできませんが、何よりも手軽に誰でも打ち込みが楽しめるという点では、現時点で最強のツールなのかもしれません。 更に、元々がゲームである故、作った譜面をみんなでセッションして遊べてしまうというのは強力です。 こんな部分まで間口を広げるような仕掛けをしておくとは…任天堂、恐るべし!
譜面入力のほうは、ぼちぼち始めたいと思います。 次のパルセラ新年会あたりまでにネタを仕込んでおきたいと思ってますのでお楽しみに。