虫姫さまふたり オリジナルサウンドトラック

http://www.cave.co.jp/gcommerce/detail.php?item_cd=CVST-0006&
忙しくてこのブログで紹介しそびれているうちに売り切れてしまい、買い逃してしまった方も多いかと思います。(申し訳ありませんm(_ _)m) ただ、重複注文分の選別を行っているといった話があるので、あと1回くらいは再販あるかなーということで一応ご紹介。
今回のサントラではフィギュアはついてませんが、ストラップとかついててその分お値段高め。 あと、パッケージが微妙に大きく、棚に素直に入らないところが微妙に迷惑というか何と言うか…(^^;) これなら、エスプガルーダIIの時みたいに、アレンジCDとの2枚組にして音楽面を充実して欲しかったなぁ…とちょっと愚痴ってみる。
さて、肝心の音楽ですが、今回はほぼ全曲を並木学(さんたるる)氏が担当。 前作のテイストは引き継いでいるものの、前作ほど「この曲は○○っぽい」的なオールドゲームミュージックへのオマージュは無く、ある意味「虫姫さま」自身の色が出てきたといった感じに仕上がってます。(前作サントラ発売の頃にさんたるる氏ご本人に伺った話だと、そのあたりのテイストは岩田氏による部分が大きかったそうです) ただ、続編ということで、一部の曲では意図的に前作のイメージと近い曲に仕上がってます。 特に1面などは、明らかに前作のオマージュとなっています。 ただ、前作の1面の曲があまりに素晴らしすぎたせいか、どうしても二番煎じ的な感じは拭えません。 特に、一番好きだったイントロ最後の転調が途中で切られてしまっているあたりが残念! 妙なもどかしさを感じてしまいました。 これはエスプガルーダIIのサントラの時にも感じたことで、どの曲も前作を意識し過ぎて中途半端なイメージが拭えませんでした。 でも、全体としては水準が高く、楽曲全体のイメージとしてはいい感じだと思います。 あと、今回のボーナストラックはヴォーカル曲1曲だけ。 前作のように、携帯アプリ版やアレンジ版といったものは無く、こちらもちょっと物足りない印象でした。 グッズをつけることだけに御執心せず、もっとメインであるサントラ自体の価値を高めるようにして欲しいなぁ…ファンが聴きたいのはあくまでサントラなんですから。