ディーヴァ

というわけで今日のBGMは、T.M.Revolutionaccessなどの活動で御馴染み(あと、Icemanってのもありましたが…どうなったんだろ?)浅倉大介氏が手がけた、「ディーヴァ」のアレンジ曲集です。

浅倉大介氏といえば、一般的には「TMR」「access」なんでしょうが、我々ゲームミュージックファンからすれば、「ディーヴァ」の素晴らしいアレンジをした(実は、当時バイトで数曲作曲もしているそうな)神のような存在です。 …ただ、公式プロフィール(http://www.danet.ne.jp/01-03.htm)を観る限り、「ディーヴァ」なんて言葉は一言も出てこないところを見ると、どうやらこのアルバムは「無かったこと」になってるらしい。(^^;)

そんなわけで、浅倉氏にとっては忘れたい過去なのかもしれませんが(ぉ、私は凄く大好きなアルバムで、10年前くらいに購入したものですが今でもよく聴きます。 このアルバムの特徴は、アレンジ物ではありますが、YAMAHADX7というFM音源シンセサイザーをメインに据えたアレンジをしていること! そりゃぁ、今流行りのトランスだとかシャープなシンセ音とは程遠い音ですが、ブラス音なんかはもーFM音源の真骨頂といった感じで、FMブラス音大好きな私にはたまらないアルバムとなっております。(^^) 特に、「DAIVA REPRISE」なんかは、まさにそのふくよかなFMブラス音から入るイントロの後、フェードインしてくる矩形波チックなメロディがもー私の好きな音の直球ど真ん中といった感じで、聴いてると涙出てきます。 全体的には、シンセの音色をうまく使いつつ、浅倉氏の持ち味である「ファンタスティックな感じ」がよく出たアルバムになっていると思います。(多分、TMRとかのデジロック風イメージが強い人にとっては聴くと驚くでしょうが^^;) 今なら復刻版が入手可能だと思いますので(http://www.tanomi.com/shop/jyuchu/items01036.html)まだの方は是非。(※でも、初版700枚が既に出ているようなので、もしかしたら入手できないかも…できなかったらスマンです)

ちなみに、最近の浅倉氏はナニをやってるのかと思ったら、インディーズでアルバムを年7枚リリース予定で、もうすぐ3枚目が出るらしいです。(http://www.danet.ne.jp/) 興味があったので、この前1枚目を買ってみたんですが、ファンタスティックなサウンドあり、アンビエント環境音楽あり、トランスチックなアッパーな曲ありーの、といった感じで、インストメインながらも色々な情景を見せてくれる、なかなか面白いアルバムでした。 そのうち、2枚目も聴いてみたいですね。