F1アメリカGP

カナダとアメリカは放映時間が遅いので、ビデオ録画して本日観賞。 先に結果を知ってしまうと面白くないので、遭えて本日朝はニュースも見ず、ねっとさーひんもせずに会社へ。 帰宅後、真っ先にビデオ再生をして早速観賞したのでした。

昨日の予選で佐藤琢磨は三番手。 ちょっと前までは「日本人初の」とか云ってましたが、もうこれくらいでは驚かんぞ。 とはいえ、フェラーリ2台の次に速いマシンってことなので、期待するなってほうが無理でしょ。
そして、遂にスタート!…っと、シューがブロックしてる! 何時の間にかルノーに抜かれて4番手。 しかし、調子は悪く無さそう。 途中、ラルフシューマッハの強烈なクラッシュがあってセーフティカー。 …ゑ"? なんでピットインせんの?? 勿体無い…結局、ここでピットインしなかったことが響いて、一時順位を物凄く落とすのですが、そこからが凄い! シューよりも遥かに速いスピードで追い上げる追い上げる! あれよあれよと言う間に3番手に戻ってる!! ここ数戦、終盤のトラブルに泣いた琢磨なだけに、優勝なんて贅沢なことは言いません。 とにかく最後まで持ってくれ!!! 観てるこっちもハラハラドキドキ。 ラスト3週で、琢磨のマシンからパーツが吹っ飛ぶ! また前戦の悪夢が…?? と思ったものの、祈るように見つめていたら、なんとかそのままゴール! 3位表彰台!! コレだっ! コレを待ってたんだよ!!! 表彰台に上る琢磨! シューとのシャンパンファイト!! 満面の笑顔の琢磨とは対照的に、観ている私は感動のあまり目の幅涙状態!(T_T) 涙で画面が見えません…

というわけで、遂にやりました!! ここまで不運としか言いようの無い結末で涙を飲んできた琢磨ですが、とうとう表彰台! でも、ここが到達点ではなく、まだ通過点でしかないことは、放送を観ていたみんなが感じていたはずです。 今まで、日本人はF1での表彰台なんて、ほとんど夢物語に近いものがありました。 残念ながら、14年前のアグリの表彰台は観てませんが、片山右京の頃はよく観ていて、瞬間的な速さは輝くものがあっただけに、結果を残せなかったことに非常に苛立ちを覚えつつ、「日本人ではやはりダメなのか」と、半ば諦めの感情を抱いていました。 しかし、琢磨は違う! 何より、明らかに自分自身の実力で表彰台をもぎ取ったその速さが全てを物語っています。 こんなに興奮のF1シーズンは久しぶりです。 この調子だと、今シーズン中に表彰台の真ん中も夢ではないかも?? 益々期待!!なのです。