ズンピコ

http://www.taito.co.jp/ztt/zunpico.html

ゲームミュージックフリークなら御馴染み(とはいえ、最近は大きなヒット作に恵まれずあまり活躍の機会が無い)タイトーサウンドチーム「ZUNTATA」ですが、最近は携帯の着メロに力を入れているようで、期間限定企画として、音数制限をして昔のゲーム機風味の着メロ配信を行うようです。 名づけて「ズンピコ」って…(^^;;)
なんか評判はイマイチのようで、baddy氏も珍しく酷評してましたが、私も早速サンプルをダウンロードして聴いてみた。 …んー、シンプルですなぁ。 確かに、ゲームミュージック界でも名高いZUNTATAがコレを出してきたら「こんなの頼んでないよー」なんて云われそうな気がしますが(^^;)、よーく聴いてみると一応ちゃんと考えて作ってる模様。 特に「たけしの挑戦状」なんかは、オリジナルと聴き比べるとちゃんとデチューン&ディレイがかかってたりする。 でも、元々携帯の着メロって3音だった時代ってこんな音しか出なかったので、それと比べて大差ないってのは「単にショボくなっただけ」と思われても仕方が無いことかもしれませんな。(^^;) 今の着メロ発生装置は性能も高いので、本当に突き詰めれば昔のゲームミュージックレベルなら余裕で鳴らせてしまうので、逆に昔のハードっぽく聴かせつつも、当時の「音屋の技術と経験で精一杯頑張ってる感」を両立させるのは結構難しいのかなー、とも思った。 私なんかの場合は、基本的に当時のハードをそのまま使ってるんで、最初から「できること」「できないこと」のボーダーがはっきりしてるので、そういう意味では「できないんだけどできてるように見せる」テクニックなんかを使いやすいのかなー、なんて思ったり。 聴くほうも、そのハードの制限はある程度わかってるはずなので、それだからこそ「すげー」と思うわけですし。 Chiptuneって難しいのねん。