SEGA ROCKS LIVE IN JAPAN

http://www.wave-master.com/segarock/live.html

というわけで、本日はコレに行って参りました。
家を出る頃から天気が怪しかったんですが、会場に到着した頃には大雨…っていうか、ほとんど嵐! ロックですねぇ。(w どれくらい凄いかというと、雷の閃光が強すぎて、一瞬猛烈に光った視界がブラックアウトするくらいだったり、あまりに雨が凄くてカサさしてるのに雨水が漏ってきて頭が濡れるくらいだったり。(やっぱ500円のカサはダメだねぇ…T_T)
そんなこんなで、会場入りするまでが大変だったんですが、なんとか入場できた。 会場は後方にはテーブルなんかあったりする洒落た感じのライヴハウス?って感じ。 っていうか、浜松町ってオフィスビルばっかりなのに、地下に実はこんなところがあるって事自体が結構意外な感じ。 お客さんですが、私が整理番号99番で真ん中くらいだったので、恐らく150〜200人くらいではないでしょうか。 特徴的だったのは、普段のゲームミュージック系イベントと比べると、明らかに女性が多い! しかも、30〜40代と思われる方々が…(^^;) 今回の「SEGA ROCK」の為に結成されたバンドは、皆さん別のバンド経験者のベテラン揃いですので、元そのバンドのファンだった方々が大挙(ってほどでもないけど)押し寄せてきたようです。 パッと見、セガファン4:ロックファン6って感じの(私から見れば)珍しいイベントです。
15分押しくらいでいよいよ開演! やはり皆さんベテランの方々だけあって、盛り上げるツボも心得てますし、演奏も安心して聴ける感じ。(ゲームミュージックバンドブームの頃は、自社のサウンドチームだけでバンドやってたのも珍しく無かったですしね) 内容はもー王道のロック! シャウトで客を煽ったり、ギターソロで聴かせたりと、私にとっちゃぁ期待通りの内容でした。 個人的には、聖飢魔IIをよく聴いてただけに、やはりルーク参謀のギターソロに注目してしまうんですが、やっぱり凄いわ。 個人的にはファンタシースター3の泣きのギターが最高でした。 あと、今回気づいたのは、ルーク氏は「顔でギターを弾いている」ときがあるってこと。 特に前述の曲が顕著だったんですけど、ギターが高音で哭く部分で、口が開くんですよ。 実はギターはハリボテで、ルーク氏がギター本体じゃないか、って思うくらいです。(w あと、ルーク氏は非常にスマイルが印象的で、とても元悪魔とは思えませんでした。(^^;)
他に個人的に好きだったのは、やはりファンタシースターから「モタビア星」の曲。 「次はちょっと静かなんだけどね…」というフリがあり、最初は割と静かに進行していくんですが、後半はギターが哭いているバックでドラムが発狂したような乱れ打ち! このアレンジにはヤラレタって感じでした。
他には、ネタとして「セガガガマーチ」「セガサターン、シロ!」「播磨体操第一」あたりが盛り上がってましたが、特に「セガガガマーチ」は事前に歌詞が配られたせいか大盛り上がりで、更にアンコールでも再度演奏されるほどの盛り上がりでした。
今回、やたらとカメラが廻ってたんで「もしや」と思ってたんですが、やはり年末にライヴCD+DVDという形態でリリースされる予定があるとのこと。 今回来れなかった方は、発売されたら是非チェックしてみてください。 セガガガマーチを熱唱している私の姿とか映ってるかもしんない。(w
そんなわけで、個人的には非常に大満足のイベントでした。 唯一不満だったのは、私が大好きな阿修羅の曲が演奏されなかった事くらいでしょうか。 やはりマイナー過ぎるのかなぁ… 私も、たまたまマスターシステムと同時購入してなければ多分このゲーム知らなかったでしょうし。(^^;)
んで、今回ゲームのサウンドスタッフではなく敢えてプロのミュージシャンだけでバンドを構成したのは、恐らくロックのリスナーとゲームミュージックのリスナーの橋渡しを行って双方のファン層を広げようという裏テーマがあったのではないかと推測されますが、今回の客層から云って、ロックファンがゲームミュージック(しかもかなり通好みのマイナーな選曲)を好んで聴くようになるかというとちょっと難しいかなぁ…(^^;) ただ、逆に明らかにゲームミュージックとかセガファンがこれを機にロックに目覚める可能性はありそう…というか、そういうパワーを大いに感じたライヴなのでした。
余談。 私は結構こういう系統の曲が好きで、特にFMPでは敢えてそういう選曲とかアレンジを多目にやってるんですが(PCMが結構使えるのと、そういう音色に向いてる音源だからってのが大きいですが)、FCやSCCに比べてイマイチ反応が鈍いのは、こういう曲って今あんまり好きな人がいないからなんですかねぇ… とはいえ、FMPではこれからもこういう系統の曲を積極的に作っていきたい今日この頃です。