NAMCO MUSIC WONDER BOX

http://www.tanomi.com/shop/html/items02059.html
http://www.765music.com/
先日ご紹介したガレッガも凄いですが、こちらはまさにナムコミュージックファンにとってのファイナルウェポン登場!といった感じです。
というわけで、ビクター音楽産業(当時)からリリースされていたナムコ関連のCD「ビデオゲームグラフィティ」「ゲームサウンドエクスプレス」「ゲームアラモード」の全CD復刻版入りBOXが発売されるそうです!
この頃のナムコ曲はもー私にとっては青春そのものといった感じです。 これらのCDには、ゲームミュージックの歴史上外すことの出来ないタイトルが多数含まれています。 例えば、ビデオゲームグラフィティ2に入っている「ドラゴンスピリット」は、めがてん細江氏のデビュー作にして今もファンの多い名曲ですし、その続編「ドラゴンセイバー」もエクスプレス4でリリースされています。 更に、ゲームミュージックの歴史のターニングポイントとなる「F/A」、レースゲームにダンスミュージックの概念を持ち込んだ「リッジレーサー」シリーズも、エクスプレスシリーズでCD化されています。
また、今と違い、歴史に埋もれてしまったマイナータイトルなんかもCD化されていました。 正直CD聴いた中で実際にゲームをプレイしたものは少なかったりするわけですが(^^;)、そんな中にも数々の名曲があったりします。 例えば、ドラスピのB面として収録されていますが、実はこっちのほうが好きだったりする(^^;)「ブレイザー」、渋いBGMが最高な「アサルト」、ディストーション気味のシンセが気持ちいい「バーニングフォース」、シリアスなBGMが展開される「ファイネストアワー」、変拍子&気持ちの良いシンセが印象的な「サイバースレッド」、脳幹をガンガン刺激するシリアスなテクノ「X−DAY2」なんかが特に好みですねぇ。 あ"、あと今度の食玩に収録される隠れた名曲「ファミリーテニス」も、初出は「ゲームアラモード2」でした。(他にも色々あるけど挙げるとキリがなくなりそうです^^;)
また、当時のナムコCDはアレンジバージョンに定評があって、ビデオゲームグラフィティに収録されているアレンジは、個人的にはどれもハズれ無しだったと思います。 特に、聴いたこと無い人は是非グラフィティ2の「ワンダーモモ」のアレンジをオススメします。(いきなりかよ) ブッ飛びすぎてて最高です!(w
そんなわけで素晴らしすぎるCDなんですが、今回はバラ売り無しの2000組限定生産ということで、お値段も素晴らしすぎる76,500円!! …高っ!(T_T) バラ売りだったらもっと売れそうですが…どうだろ?? 実は、今回のBOXのうち、持ってないのはグラフィティ1、アラモード1、エクスプレス20の3枚だけなんですな。 値段を考えると、この3枚をプレミア価格で買ったほうがまだ安くつくかなー、なんて思ったり。 だいたい、コレクターはこのあたりが鬼門のようですね。(^^;) ローブリさんもほぼ同じ状況らしい。(w でも、もし半分以上持ってないタイトルがあるんであれば、コレは間違いなく買い!でしょう!!

個人的には、お蔵入りになったという噂の「サイバーコマンド」とか入ってるんなら迷わず買うんだけどなぁ…ここまで集めた立場としては、今更買うのは微妙…かな。


ちなみに、グラフィティシリーズには実は番外編として、ベスト版の「ビデオゲームグラフィティ・コレクション・ベスト10」というCDがコッソリ出てました。 内容はユーザ投票で人気のあったグラフィティ収録タイトルをオリジナルとアレンジバージョンを各11タイトル、合計22タイトルをちょっとづつ収録したものでした。 ハッキリ云って、全部持ってれば音源的には必要無い気もしますが(^^;)、ライナーノーツで各タイトルのコンポーザのコメントが掲載されてたり、ジャケがパックマンを模ったケーキ(パステル調に塗られたゲーム基盤の上に乗っかってる!)だったりするのが若干ポイント高いです。 また、これだけのタイトルを収録する為、アレンジバージョンも若干ショートバージョンになってます。 コレ、オークションだと結構高値で出てるみたいですが、持ってる人少ないのかなぁ??