NSFプレイバックカートリッジのファームウェアアップデート

http://www2s.biglobe.ne.jp/~tns/hfc1update.html
というわけで、昨日の日記でもとりあげたNSFプレイバックカートリッジ(TNS-HFC1-E)ファームウェアアップデートを試してみました。(以前からやろうやろうと思ってたんですが、ちょうどその頃暇が無くて…T_T)
で、早速やってみた。 まず、上記リンクページからファイルをダウンロード。 但し、うちのやつはブートローダが古いままなので、そちらを先にアップデートする必要があるので、ファイルは2つ(HFC1update120E.zip, HFC1FWupd110.zip)をダウンロードしてきました。 これらを解凍し、ブートローダファームウェアのアップデートを同梱のドキュメントを見ながらやってみました。 順番としては、最初はHFC1update120E.zipに入ってるBLUPD120.HFC(ブートローダ最新版)、続いてファームウェアの1つ前のバージョンであるV1004E.HFC、最後にHFC1FWupd110.zipに入ってるV1104E.HFCをドキュメントの手順どおりにアップデート。 ちょっとメンドクサイですけど、手順どおりにやればそんなに難しい作業ではありません。 なお、32MのSDだと色々問題が…というのを以前のバージョンで伺ってたので、とりあえずは64M(東芝製)のやつを使いました。 ただ、最新版のドキュメントでは32MSDについての注意の記載が無くなってたので、実は松下のフォーマッタを使えば大丈夫なのかも。(※未確認です…勇気ある人はお試しください^^;)
そんなわけで、無事アップデートが完了し、検体(^^;)として私の作ったNSFデータを色々突っ込んで試してみました。 昔やったときはあんまりマトモな演奏は期待できなかったのですが、最新版では…概ねバッチリです!(^^) ppmckcを使ってない古い曲も、ほとんどマトモに演奏できるようになりました。(^^) 現時点で不都合が見受けられるのは、DaisukeとFULL THROTTOLEの2曲。 まぁ、Daisukeは元々FDS音源使ってるのでパートが抜けるんですが(^^;)、パート間でループの数が合わなくて微妙にずれてました。 FULL THROTTOLE に関しては、パート間でループがかなりずれてる状態。 そういえば、この曲はメモリをケチる為に、1音単位でループコマンドを使いまくった記憶があるので、そのへんで挙動がおかしくなるのかもしれません。
…とはいえ、ファームウェアアップデートで再現性が格段に上がったのは喜ばしいことです。(^^) 私の曲が演奏できるくらいですから、他にムチャな事してるデータ(^^;)なんかも演奏できるようになってるかもしれません。 是非お試しを。

ところで、NSFプレイバックカートリッジの解説ページを見ると、気になる記述を発見。

  1. 演奏サポート予定のNSFファイル

ROM吸い出しのNSFデータ(海外のnsfサイトに多く見られます)
ロードアドレスが8000h-FFFFh番地の場合には対応できます。

マジですか?? 吸出しNSFは、NSFファイルの中身を書き換えないとムリなのかと思ってましたが…コレは期待ですな。(^^)
あと、コレって実は基板剥き出しの状態で頒布されてるので(そういう意味では厳密には「NSFプレイバック『カートリッジ』」ではない気もしますが…^^;)、正直使いづらいのと衝撃で壊れそうなのが不安なんですが、ホームページに大型ファミコンカートリッジに入れる為の加工図面も公開されてました! こりゃぁもー作るしか! …実は、こういうときの為にちゃんとファミコン信長の野望戦国群雄伝の中古カートリッジを入手してるんですよ!(w 今日明日あたりに早速試してみましょうかね。