例の箱3の収録

http://www.webcity.jp/ds/detail.php?pid=SCDC-00497
そんなわけで、ここ数日はまたもや収録とかやってました。
既に私の担当分はほぼ収録が完了してるんですが、あと数曲、ゲーム中ではどうしても最後まで流れない曲とか、未使用曲のデータが入ってるのは判明してるんだけど鳴らし方がわからないものなんかがあって、データを解析して強引に鳴らす方法を試みてました。(以前私がやったアクションリプレイのネタとして使ったような方法) コレをやるにはサウンドドライバの初期化方法の概要を知る必要があって、逆アセンブルしてある程度あたりをつけて解析しなくちゃなりません。 コレが結構メンドウでした。 以前、某吉さんに「blueMSXのデバッガは完成度が高い」と伺ってたので、コレを使ってみたのですが…確かにエミュレータ自体の完成度は非常に高く、デバッガも基本機能はひととおり搭載してあって画面も見易いです。 …でも、「プログラム動作の解析」という特殊な用途に限ってみると、意外と使いづらいなぁ…というのが正直なところです。 以前書いたとおり、エミュレータのデバッガを使ったのは、ファミコン仕事のときの「G-NES」が最初だったんですが、コレが自分にとってはかなり「痒いところに手が届く」的な仕様になっていたので大変重宝していました。 特に「ライトブレーク」「リードブレーク」「トレースダンプ」の機能が動作解析には非常に便利でした。 一度便利なものを使ってしまうと、その機能が無いときに「なんて不便なんだ」と思ってしまうわけで…(^^;) もしかしたら、私が知らないだけでblueMSXにもそういう機能がついてるのかなぁ…? 結局、トレースダンプ機能はMSXPLAYerの開発版に搭載して頂いたものを使い、それとblueMSXのデバッガによるメモリ情報のリアルタイム表示と併用して解析を行い、懸案となっていた曲も無事に収録できました。(収録できなければ没になるところでした…)
あとは、ゲームのスクリーンショット撮影ですが、環境が整っていないので一時pendingです。 明日くらいから始められる…かな?