SALT PEANUTS のライブに行ってきました。

http://kinokosan.blog.ocn.ne.jp/wakame/2006/02/post_5469.html
というわけで、昨日はハドソンのファミコン作品で数多くの名曲を作られた、国本剛章氏が参加しているバンド「SALT PEANUTS」のライブに行って参りました。
とりあえず、宿に到着して荷物を置いたところでbaddyさんから電話があり、1時間前に国本氏と待ち合わせをしているとの事。 私もそこにお邪魔させていただくことにしました。 大塚駅前のコーヒー屋さんに行くと、baddyさん達と共に、国本氏がいらっしゃいました! 更に数分後には、baddyさんが召喚したというユーゲーの編集長様までいらっしゃいまして、皆でしばらく最近のゲームなんかについて色々話したりしてました。(国本氏からはこの日のライブのチケットを、ユーゲー編集長様には今号のユーゲー誌を戴いてしまいました。 どうもありがとうございました。m(_ _)m)
時間が迫ってきたので、国本氏は一足先にライブハウスへ。 我々もそれから暫くしてライブハウスに向かいました。 前のバンドの演奏が終わり、我々は最前列の席へ移動。 なんと、国本氏の目の前です! セッティングが終わり、いよいよ演奏開始! これが凄いんですよ。 ベース・ギター・ドラムの3ピースバンドなんですが、各パートとも一見さらっとしているようでしっかり自己主張してるんですね。 特に、国本氏のベースラインが凄い。 ベースの演奏をこんなに間近で見るのは初めてなんですが、ベースってあんなに指動くんですね。(@_@) 要所要所で縦横無尽に動くベースは、まさにファミコンで楽曲を作っていた頃の特徴的なベースラインなんですよ。 そして、何が凄いかってこれをごく普通に当たり前のように簡単に演奏してるんです。 余裕を超えて風格すら感じてしまいましたよ。 このベースラインが、シンバル系の決めが心地よいタイトなドラムとピッタシのタイミングでシンクロする瞬間は、もう鳥肌ものです。 このブログはゲームミュージックの話題が多いので、敢えてゲームミュージック的表現をするならば、サンダーブレードの曲に近いかなー、と思いました。 曲自体が近いというよりは、タイトなドラムとベースが心地よく絡む部分が近いですかね。 そして、後半戦に入ると更にヒートアップ! アップテンポな曲が多くなり、更にテンションが上がります。 途中、国本氏が何故か野球の実況中継をやったり、ハイトーンのコーラスを披露したり、「おやぶん」トークも個人的にツボでした。 ここも、ゲームミュージック的表現をするならば、超絶ベースラインで一部で有名なホットチェイスのベース3割増といった熱い演奏でした。 以前、SSTバンドか何かのインタビューで、「ゲームミュージックは、コンピュータが演奏するので人間が演奏できないようなフレーズも簡単に実現できる。 生身の人間がそれを再現するのは非常に難しいことだが、それをあえて挑戦する」みたいなのを見た記憶があるんですが(違ってたらすんません)、それをサラっと、しかもセンス良く演奏できるというのはやはり凄いです。 本当に心動かされっぱなしのライブでした。
そして、ライブ終了後に打ち上げに誘っていただきまして、居酒屋で国本氏を囲んで、酒を呑みながら色々と話をしていました。 …しかし、ウイスキーの2杯目を頼んだあたりから記憶が曖昧で…気づけばホテルのベッドの上で眼前にテレビの砂嵐を見ながら座ったまま寝てました。 時間は午前3時半。 うわー、久々に記憶を飛ばしてしまった…(T_T) もしかして、とっても失礼な事とかしたんじゃないのかなぁ??? ガクガクブルブル…