JRの寝台特急の申し込みはなんでこんなにメンドイのか

というわけで、学生さんは既に夏休み、私も8/11から夏休みの予定なんですが、うちのばぁちゃんが亡くなったということで、今度の夏休みは母方の実家である福岡のほうに戻ります。
んで、チケットの手配をせにゃならんのですが…この時期は飛行機が高い! この前福岡に行ったときは、スカイマークの格安チケットで1万3千円くらいで行けたんですが、この時期になってからこのチケットの予約はまずムリ。 そこで、ANAなどのチケットを見てみたわけですが…これがもーベラボーに高いわけですよ。 正規運賃で買うと、なんと片道34,100円! ちょっとアリエナイ値段です。 なんせ、片道の値段でこの前の時の往復を買ってお釣りが来るくらいなんだもん。
流石にバカらしくなって、飛行機以外の手段を…ということで、JRをあたってみました。 新幹線という手もありますが、飛行機と比べるとそこそこ時間がかかるので、それなら寝台特急でのんびり行こうと思って色々調べてみました。
そこで思ったんですが…なんでJRのシステムって、こんなにメンドイんでしょう??? 飛行機だったら、空席検索→予約でネット経由でも一発で確定するのに、JRはまず空席を探すところから手間取ります。 ネット上にJRのサイバーステーションというページがあって、そこから検索が出来るんですが…まず大体、検索するだけなのに時間が6:30〜22:30の間だけってどういう事よ??? お役所仕事じゃないんだからさぁ…別にネット上のデータ検索するだけなんだし、時間制限を設ける必要なんてどこにも無いわけですよ。 それとも、夜間はデータベースサーバの電源を落としたりしてるんでしょうかね?(^^;) この時間制限のせいで、夜に空席検索をしてたらいきなり拒否られてかな〜りゲンナリしました。(T_T) また、システム自体も融通が利かない仕様のようで、乗り継ぎがあったりすると検索を拒否られる模様。 例えば、JRで九州方向に行った経験が無いので、とりあえず上野から検索したら、該当路線無しと出てくんの。 で、今度は東京から検索するとやっと出てくるわけですよ。 つまり、直行便が出てくるのが東京からしか無いから…というわけなんですけど、その間って山の手線で繋がってるわけじゃないですか。 その部分くらい気を利かせて表示してくれりゃいいのに…
んで、やっと空席がある列車を見つけたので、予約しようと思ったんですが…このページはあくまで検索だけで、予約はしてくれないらしい。 仕方ないので、えきねっとというページに行って、そこから会員登録をして予約しようとしたんですが…検索しても該当路線が出てこない! そこで、ヘルプを読んで見たところ…


2006年1月31日(火)22:00をもちまして、「えきねっと」から寝台列車のお申込みは終了させていただきました。
なにぃ?? ネットからは予約できないってか??? 理由は定かではありませんが、不便になってしまったことには変わりありません。 仕方ないので、ネット以外の予約方法を調べると、どうも電話のプッシュトーンで予約できるシステムがあるらしい。 とりあえず、使い方を読んでみたんですが…コレがまたメンドクサイ。 電話番号を入れたりなんかするところはいいんですが、問題は列車名と駅名の入力。 これに関しては、「列車予約コード」なんてのがいるらしい。 しかし、ネット上でこのコードは公開されてなくて、「コードは時刻表を買って調べろ」と書いてある。 ナンダソレ。 つまり、急ぎの予約であっても、時刻表が無ければすぐには予約できないってことです。 これはもう時刻表を売る為の戦略としか思えません。 コードの為だけに時刻表を買うのがクヤシイ…っていうか、残り座席が少なくてさっさと予約しないと無くなっちゃうので、ネットで色々調べると、えきから時刻表というところでこのコードが見れるようなんですが…これもまた見つけるまでが大変で。 やっとコードを見つけたところで、なんとか予約が完了しましたよ。 なんかコレだけでドッと疲れが出ました…(T_T)
他にも、JRの料金システムも煩雑で判りづらいですね。 乗車料金の他に、特急券やら寝台券やら指定席券やらグリーン券やら…何がなんだかサッパリわかりません。 特定の列車に関して、完全にオプション扱いになってるんであれば仕方ないですが、特に特急料金に関しては、その列車に乗る限りは絶対にかかるものじゃないですか。 特定の列車に関して必須となる料金があれば、そのへんは最初っから一緒にして価格提示してくれよー、と思ってしまいました。
なんかJRのシステムを見てると、国鉄時代のお役所仕事的というか融通の利かなさがモロに出てる感じがして、色々な意味でゲンナリした日でした。(T_T)