Famicompo mini CLASSICAL

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ファミコン音源を使った音楽コンテスト「Famicompo」に遂に動きが! 今回初となる、内蔵音源のDPCM抜きオンリー限定の音楽コンテスト「Famicompo mini CLASSICAL」が5/15〜5/30までエントリーを受け付けるそうです。(その後、投票期間を経て結果発表となるのではないかと)
Famicompoでは、拡張音源使用の是非が毎回各所で話題として上がっていました。(特に、海外の参加者の方は拡張音源を嫌う?傾向にあり、そこで拡張音源使用者との間に溝が深まりつつあるという事情があるようです) ならば拡張音源は一切禁止、しかもDPCMすら禁止…というのは面白い趣向だと思います。 私は別に他の方が拡張音源を使うのは一切構わないんですが、私自身は「ファミコンらしさ」という観点から、自身で作る場合は恐らく今後もVRC7とN106は使わないだろうなぁ…といった感じです。(理由は最初のエントリ参照) 拡張音源を使うということは、音色が豊富になる以上に、贅沢なチャンネルの使い方ができるという事も意味します。 内蔵音源のみで普通に音楽を作ると、メロ・ベース・バッキング(orサブメロ)で既に3音を使ってしまうわけで、そこに例えばコードを追加しようものなら、高速アルペジオ等で1chを無理矢理和音化するしかありませんでした。 しかし、拡張音源を使えば、敢えてそのような事をしなくても和音が鳴らせてしまうわけです。 しかし、これが禁止されたとすればそうはいきません。 たった3音+ノイズだけで楽曲を表現しようとすれば、そこには高度な編曲センスとテクニックが必要になってきます。
スタート地点が同列で始まることで、大量の音数を同時に鳴らすことによるギミックは使えません。 各データコンポーザの力量がそのまま出てくる今回のコンポは、自分自身で作るのも楽しみですし、聴く側としても非常に楽しみです。
とりあえず、既に作る曲は決めているんですが、趣味方面のお仕事とバッティング気味なので、とりあえず5中までになんとかそちらを完成させ、5月の残りの時間でこちらに挑戦してみようと思います。
ちなみに、その直後に7/15にエントリデータ公開予定で Famicompo mini vol.4 開催との話も伝わってきています。 こちらはスケジュールが微妙ですが…可能であれば是非参加していきたい方向でひとつ。