GHETTO PARTY vol.7

その日はライブ2連発! ということで、MURBASの後はこちらです。
新宿ということで、「ここに行けば誰かいるだろう」と思い、お馴染みのゲーセン「MIKADO」に行くと…やっぱりいたw というわけで、パルセラの面々としばしゲームを楽しんだ後、会場へ移動。
実は、コロニー落とし以外がどのような形式でやるのかとか、イベント全体がどんなコンセプトなのかというのは私も含めて全く把握していなかったのですが(^^;)、なんというか…ユルくて自由な感じでした。 4つ打ちの曲が流れたかと思えば、ギター一本で弾き語りが始まったり、J-POPの有名な曲をメドレーで繋いだりとか…コロニー落としのライブは3:30〜ということで、それまで別のライブを観戦しつつしばし歓談。
そしていよいよコロニー落としの番です! ステージ前方の真ん中に鎮座しているのは…もちろん?ファミコン本体! どうやら、演奏する曲が変わる度、ファミコンソフトをそのソフトに入れ替える…というパフォーマンスのようです。 もちろん、ファミカセを挿す前に行う儀式「ふーふー」もきっちりやってましたw しかも、ファミコンの前にはマイクが備え付けてあり、その音が丸聴こえなので、そのパフォーマンスを行う度に会場からは失笑が…(^^;) で、演奏なんですが…最初は(皆さん楽器があるのに何故か)ドラクエマーチをアカペラで熱唱w その後、国本氏が作曲した名曲を中心に色々な曲を演奏していました。 国本氏はいつものベースパフォーマンスで軽々と演奏…と思えば、チャレンジャーのステージ1のベースラインは相当弾き辛そうでした。 元々人が弾くのを想定して作ったものではないので、実際の演奏となると手の動きが複雑でえらい大変なようです。 その他、今回はベースの他に何故かピアニカの演奏も行っていたのですが、コレがまた絶品! ピアニカというと小学生が音楽の時間で使うようなイメージしか湧かないんですが、国本氏の演奏は息の強弱でたっぷりと表情をつけていて、まるでアコーディオンやハーモニカのような情感豊かな演奏で思わず聞き惚れてしまいました。 しかも、演奏の最後では何故か鍵盤をマイクスタンドに擦りつけるような無茶プレイをやって会場を沸かせていました。
このバンド、実はMCが全く無く、メンバーはみんな無言で演奏したりパフォーマンスをしたりするんですが、その絶妙な「間」が独特の空気感を作り出していて面白かったです。(国本氏の紹介とかも無かったので、身内以外で作曲者が自ら演奏していたということに気づいてた人はいたんだろうか…) また、楽曲は時にはアカペラだったりボンバーキングのように唄入りだったりもするんですが、決してネタだけのバンドではなく、その演奏はアグレッシヴで非常にレベルが高いです。(個人的には、ドラムの緩急のつけ方が上手いなぁ…と思った) あのゆる〜い雰囲気にマッチしつつ、演奏・パフォーマンス共に、非常に楽しませて戴きました。(^^) 超深夜帯で色々と大変でしたが、聴けて良かったです。
…ちなみに、朝方帰宅して就寝し、昼過ぎに目を覚ましたら見事に筋肉痛&二日酔いで酷いことになっていました。(T_T) しかも、MURBASのライブで大量に動いたせいか、体重計に乗ったらなんと2キロも体重が減ってた! いっそのこと、このままリバウンドせずに現状維持できれば…と願う、メタボ満開の今日この頃でした。