ゲームレジェンド終了

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というわけで、去る11/1に開催されました「ゲームレジェンド11」にPulseTherapyの中の人として参加しました。 ブースにお越しくださった皆様、色々と面白いお話をさせて戴けた皆様、どうもありがとうございました。m(_ _)m

今回、パルセラからは新譜「ΔMIX」を、更にFMPSGM3新譜「FMPSG012 -Burning Stone-」と、拙者の新譜「SS|EX Complete Works」を中心に出展させて戴きました。 おかげさまで、新譜はどれも順調で、特に「SS|EX〜」のは当初想定していたほぼ最大枚数捌けてびっくりドンキーでした。(その分他は全然ダメでしたね…パルセラはむしろ旧譜が結構出てたみたいですけど。 …というか、拙者のやつは何のCDだか見ただけではよくわかんないので、ディスプレイ方法をもっと考えるべきかも) 「SS|EX〜」に関してはほぼ捌けましたが、ほんの少しだけ残ってますので、次のM3までは持っていきます…が、コレで多分おしまいなのでご了承ください。m(_ _)m
さて、自分のCDとかは散々語ったので、今回はパルセラの「ΔMIX」(の私の曲以外)について軽く書いてみようと思います。 パルセラって割と斜め上な選曲が多いので、まず「スクウェア」というどストライクな縛りで来たのは意外っちゃぁ意外だなぁ、と。(そのへんの経緯は先日貼った試聴動画のSOU1せんせのコメントに書いてあります…あとSOU1せんせの日記とか) んで、選曲に関しては…「FF」「Sa・Ga」などの定番はもちろん、「とびだせ大作戦」「ディープダンジョン」「キングスナイト」あたりは非常にパルセラらしい選曲かな、と。(でも、拙者が「アルファ」やんなかったんでおっさんホイホイ成分が少し足りないかも」とbaddyさんに云われた^^;) あと、個人的に「あれっ?」と思ったのがMSX版「ドラゴンスレイヤー」。 プレイしたこと無いんで知らなかったんですが…コレって何故かスクウェアから出てるんだとか。(元々はファルコムから出ているソフトです…そういやスパカセ版がエポック社から出てたのは何故か知ってますが^^;) …ていうか、ドラスレ初代って曲乗ってたの?? これは初耳でした。(^^;) じゃぁ、逆にマイクロキャビン移植のMSXファイナルファンタジーとかでもΔMIXに出せたんだろーか、とか思ったり。(でも、(たぶん)新規曲があったわけではないので、原音を使わずにremixしたら区別つきませんけど^^;)
以下、実際の曲に関して個人的に印象に残ったものに軽く感想なぞを。


prelude -Happy Gabba mix-

  1. イントロを聴く限り、shun._せんせにしては珍しくおとなしめだなぁ…と思ったら、途中からどかーんとアッパーに! …やっぱり「超!先生!!」な曲でしたw

Giant of Babil(80’s mix)

  1. この曲をはじめ、今回のSOU1せんせの曲はかなり原曲に近いものが多かったんで、最初は「好きな曲だから壊せない病」が出たのかと思ったんですが、ご本人に伺ったところ「shun._せんせをはじめとして他の曲は壊してくるだろうから、敢えて壊さない方向で作った」とのこと。 実際にアルバムの中で通しで聴くと、壊し系の曲の合間にSOU1せんせのライトな曲が入ってくることで、アルバムのトータルバランスが良くなっている気がします。 元々SOU1せんせが企画したものなので、バランスの取り方がウマイなぁ、と。

スクウェアのDS

  1. Project I-zkさんの手によるもの。 最初に書いたとおり、そもそもドラゴンスレイヤー初代に曲があること自体に驚いたんですが、ダークかつ攻撃的なビートで2度びっくり! 個人的にはProject I-zkさんのベストワークとして推したい一曲でした。 元ネタ云々の前にとりあえず聴け!という感じ。

虚空への前奏曲(Granular mix)

  1. 今回のSOU1さんの曲ではコレが一番鮮烈で良かったかなー、と。 何かを予感させる静かなフレーズから一転、ドラムが咲き乱れて引っ張っていく展開は、フィルタでぶっ壊れた表情を見せるメロと相まってグッと来ます。

3\(赤o青)/D

  1. 冒頭のいかにもなヴォイスが3Dでゲームが楽しめる驚きっぽい感じがしてグゥです。 ていうか、曲もいいんですがまずタイトルで噴いたw これほど的確にこのゲームを表現したタイトルは無いんじゃないかと。 …ていうか、なんて読むのコレ?(^^;

地底防衛隊ハミングバード

  1. U.G.M.さんDS-10+1本で作った曲だそうです。 DS-10ってメロのある曲が単体だけで作れるとは思ってなかったので(誰かに「メロのある曲は難しい」と聴いた記憶があったので…)、「うわっ!DS-10ってちゃんと曲作れんじゃん!」と変なところで感動したw 当日、U.G.M.さんにDS-10の使い方を少し習ったので、いずれDS-10を使った曲も作ってみたいところです。(一応初代DS-10は持ってます…1回も使ってないけど^^;)

paid leave catch cold

  1. とりあえず「植罰縮夫」は反則www …いや、baddyさんの風貌を見て「植松さんにクリソツですよねー」とか大昔に云ったのは多分私ですけど。(^^;) 曲のほうは、フランジャーのかかったタイトなドラムとか、大袈裟でもストイックでもない、斜め上から見たような独特のremixはパルセラの中でも個性的で面白いなー、といつも思います。(この手のやつは自分じゃ絶対作れないと思うので…)

Save the world -HARDCORE MIX-

  1. shun._せんせは女性ヴォーカル(ヴォイス)を好んで使う傾向が強いので、この曲で男声ヴォイスしか出てこないところがかなり新鮮だと思った。 途中からやっぱりいつものせんせに戻るんですが(^^;)、やっぱり冒頭のヴォイスが鮮烈で、そこに引っ張られて曲のクオリティが上がっている印象。 いつもより低音も効いててカッチョイイです。

Radical Dreamers -SacredTrance ReMix-

  1. 今回のゲスト「Heglar」さんの曲なんですが…ハッキリ云ってパルセラメンバーよりも遥かにイイremixになってるので聴いた瞬間チビりそうになりました。(^^;) どこを取っても完成度が高く、色々と勉強になります。 ちなみに、この曲がサーバにアップされたとき、ファイル名に「Heglar」って書いてあったので、「Heglarって何の曲ですか?」とSOU1さんに尋ねた…って話を、打ち上げの時にSOU1さんがしてたら、ご本人に大爆笑されてしまった拙者でした。(^^;)

前作「9624 REMIXES」も個人的にはライト&実験的一発ネタなのが沢山あって面白かったんですが(ていうかパルセラのサイトに曲目リスト載ってないじゃんT_T Discographyに載せようよ〜>せんせ)、今回はよりじっくりと色々な楽曲が楽しめるので、近年のパルセラのアルバムでは(拙者の曲は置いといて)かなりデキのいいほうなんじゃないかなぁ…と。 パルセラに関しては、恐らくゲームレジェンド(もしかしたらセゲいちとかも)で今後は頒布予定ですので、次回作ともども、見かける機会がありましたらどうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m