Famicompo mini vol.6 楽曲公開&投票開始!

http://famicompo-mini.com/

今回は冬の開催となりましたファミコン音楽コンペ「Famicompo mini」ですが、vol.6の楽曲エントリーが締め切られ、早速エントリーされたデータの公開&投票が開始されています。
相変わらず曲の多さが…今回はカヴァーの作品数がかなり増えたせいもあり、オリジナル58作品、カヴァー55作品の合計113作品!!というわけで、前回の102作品を更に超え、過去最多の作品数となりました。 これだけ増えると、採点するのも大変だなぁ…と思いますが、今回から投票システムが簡素化し各曲0〜5点の6段階のみに。 これで恐らく一見さんでも気軽に気に入った曲に投票できると思います。 これを機に、是非力作揃いのNSFファイルを聴いてみてください。 そこにはファミコン音源の無限の可能性が詰まっています。 (ご存じない方の為にちょっとだけ補足しますが、Famicompo miniで公開されているデータは、NSFというファミコン音楽用の特殊なデータファイルです。 MP3などと違って、普通のプレイヤーにファイルを突っ込んでも音が出ません。 NSFを演奏可能なプレイヤー、もしくはマルチプレイヤーWinampなど)にNSF演奏プラグインを突っ込むことで演奏が可能となります。 詳しくは mck Wiki あたりをご覧ください)
…んで、遅くなりましたが例によってWinamp+NSFプラグイン用のプレイリストファイルを作りましたので、ココに置いときます。 これを使えば、(たぶん)各ファイルの曲名、使用音源、演奏時間が割と正しく表示されますので、連続演奏&採点するのに便利だと思います。 また、Winampの場合はDisk Writer機能があるので、メニューから「オプション⇒設定⇒プラグイン⇒出力⇒Nullsoft Disk Writer」を選択しておくと、あとは再生ボタンを押すだけでNSFファイルがどんどんwavファイルに出力できます。(今気づきましたが、「Disk Writer」って…なんか名前がファミコンっぽいですな^^;) 一旦wavに変換してしまえば、あとはお好きな変換ソフトでMP3とかにして、ポータブルプレイヤーに入れて持ち運ぶことも可能です。(ちゃんと調べてませんが、Disk Writer の代わりに直接MP3に変換できるプラグインもあった気が…?) そんなわけで、そういう用途にも便利なプレイリストですので是非。

んで、とりあえずプレイリストは作ったものの、まだ全楽曲をちゃんと聴けてません…(T_T) 今回は年末年始を挟むので、楽曲は実家に戻ったときにゆっくり聴いて採点しようと思います。 ただ、ざざっと軽く聴いた感じでは、今回はCoverセクションもレベル高いんじゃないの??って印象でした。 ここ最近の大会では、Originalセクションのレベルが異様に高くてCoverセクションがちょっと霞みがちな印象でしたが、今回は「おおっ!」と思う曲もありますし、全体的なレベルが底上げされてきた感じがします。 ちゃんと聴き込むのが楽しみです。(^^) あと、(これはなんとなく予想してましたが)唄モノが多いですね。 それも、単に主旋律を矩形波等で鳴らすだけではなく、「よく聴くとなんとなく本当に唄ってるように聴こえる」ってのが随分増えた気がします。 …って、拙者もその手のツール(ふぁミク)を作って&使っているので、そういう流れを作っている側でもあるんですが(^^;)、ふぁミクを使っていると思われる作品が数作品ある(使ってくださった方、ありがとうございます!)一方で、それ以外の手法での音声表現も色々と出てきているようで、なかなか面白い状況になってます。 人間の生唄ってのは打ち込みで表現するのって凄く難しいですし、ましては制約だらけのファミコン音源なので尚更です。 10年前までは、ファミコンでそういう表現が出来るということは想像すらしてませんでした。(というか個人で満足にファミコン音源で音楽が作れる環境自体がなかったわけですけど) 技術の進歩って凄ぇなぁ…と、ちょっとだけ感傷にひたってみるてすと。

そんなわけで、未聴の方は是非お試しを!! そこには貴方の知らないファミコン音楽の世界が広がってます…たぶん。