双頭の鷲の旗の下に

WizardOfPSG2004-06-30


以前に日記でも書いたかもしれませんが、私は昔からクラリネットなぞをやってまして、小学4年の頃から途中何度もブランクがありながらも(^^;)、合計9年ほどやっております。 で、今はというと、職場(勤務先)の吹奏楽団に入ってて、たまーに近所の夏祭りなんかでみんなが知ってそうな曲を演奏したりしてます。 ちなみに、画像のオモチャのような笛は私が持ってるクラリネットです。(えー 私の持ってるのは安物のプラ管(普通のクラリネットは木で出来てますが、安いものはプラスチックで出来ているのです)なんですが、大学の頃、ほんの出来心で自分で分解して着色してしまいました。 …しかも、小学校の頃よくお世話になった、グンゼの水性ホビーカラーで。(w だって、プラ管だからプラモデルみたいなもんだし。(ぉ

本題ですが、今度の夏祭りで演奏予定なのが、この「双頭の鷲の旗の下に」なんです。 こいつは超有名なマーチ曲で、曲名知らなくても、聴いたらほとんどの人は知ってる曲だと思います。 で、この譜面なんですが…コレが曲者なんです。 元々の譜面が既にファンキーなアレンジがしてある上、原譜が存在せず、別の方が写譜したものなんです。 で、私の吹くCl.1パートなんですが…大きな問題が!! この前、合奏で合わせてみたところ、どーも私だけ合わない! 他のパートと見比べてみると…なんと、途中8小節もゴッソリ抜けてる!!(T_T) こりゃイカン!というわけで、スコアから写譜しようと思ったんですが…指揮者用のスコアが無いやん。(T-T) ということは…正しい譜面がどうなのかさっぱりワカリマセン。 これは困った。 とりあえず、うちの団長と色々なパート譜を見比べてみたところ、問題の部分の譜面はなんとグロッケンの譜面が一番近い! というわけで、グロッケンの譜面を借りて、先ほど書き写しをやっていたのでした。 実際はクラがベー音なのに対してグロッケンはツェー音なので、グロッケンの譜面を1音下げて写す必要がありますが…ここはそんなに苦労せずなんとか写譜完了。 それにしても、実際に譜面見るとき、途中から左右に飛ぶので結構観るのが大変そう。

よくよく思い出してみると、遥か昔にもこんな事があったような…?? そうそう。 私が中1の頃に入ってた吹奏楽部での出来事。 コンクールで演奏する自由曲として「大阪俗謡による幻想曲」(http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kcpo/info/36th/Osaka-z.html)という変な曲(でも私は好き)をやることになったんですが…このとき、うちの楽団にあるのはスコアのみで、パート譜が無い! というわけで、顧問の先生から、各パートのリーダーにスコアからの写譜が命じられたのですが…当時のパートリーダーの先輩が結構てきとーな方で、手を抜く為にスコアをまるごとコピーし、うちのパートだけを切り抜いて紙に貼り付けるという荒業を使ったのでした…が、どうもその譜面を張る順番を間違えたか足りないかで、他のパートと合わせるとどうも合わない。(?_?) 結局、最後まで正確な譜面はわからず、演奏の度になんとなく雰囲気で合わせていたのでした。(w ちなみに、この年のコンクールでは、県大会で銀賞止まり。 残念ながら、九州大会までは進めませんでした。(私はここで退部してしまいましたが、この2年後くらいに全国大会まで行ったそうです) この時の自由曲は「風紋」という曲で、こちらも今でも大好きな曲です。(こちらは何故かスコアが手元にあったので、昔MSXのPSG3和音だけで作ったことがあったような)

色々書いたついでに、私のキャリアを振り返ってみたり。
最初にクラ吹き始めたのが小学校4年というのは先ほど書きました。 この時は「ファンファーレバンド」という名称だったかなぁ。 小学校の運動会でマーチングをやったりしたんですが、私は物覚えが悪くて一人だけ違うタイミングで回転して失笑を買ってたり。(w この頃は、当時の流行りの曲や顧問の先生の趣味の洋楽なんかを吹いてました。
中学の頃は、半年だけ吹奏楽部に入ってました。 この頃の部は何故か体育会系の先輩が仕切ってて、夏合宿で正座→30分説教→角材で尻をぶつ…なんて極悪コンボは日常茶飯事でした。 また、顧問の先生も大変厳しくて、例えばピッチをあわせる訓練では、チューナーを観ずに1オクターヴ分の音階を1音づつ吹いて、後で間違ってた数だけ叩かれたり…私はもちろんパーフェクト! …13発叩かれました。(T_T) 半年しか属してませんでしたが、非常に濃い半年間で、その頃の思い出は今でも忘れません。
で、高校の頃は吹奏楽…ではなくて、コンピュータ部に入ってて、MSXで曲ばっか作ってました。(w まぁ、この頃の修行が今の職業や本業でない仕事やサークル活動に役立ってるわけで、人生どう転ぶかわかんないですね。(^^;)
大学の頃は、3年弱ほど、大学の交響楽団に属してました。 交響楽団ということで、大きな違いとして「弦楽器がいる」「サックスがいない」というのが印象的。 あと、演奏にシビアで、プロの指揮者の方が来て、指導する度に指揮棒が飛んできたり。(^^;) そういう厳しい部分がある反面、色々なことがあって楽しかったです。 まぁ、ちょっとハメを外しすぎて留年したり色々とイッちゃってた状態になってしまい、社会復帰の為に退部して一から出直し、ということに…
で、現在は、2年ほど前から職場の吹奏楽団に入ってます。 今の勤務先は大手電器メーカーのN社で、他の地域の吹奏楽団は吹奏楽コンクールの常連だったりするわけですが、今属してるところはそういうのとは対照的にのんびりとした部で、練習(合奏)は毎週火・木の昼休み30分だけ、コンクール等に出ることが目的ではなく、昔楽器を吹いてたような人が趣味で集まって、たまーに地域のイベントに出たり、といったちょっとユル目のスタンス。 そんなわけで、ちゃんと活動したい人にとっては物足りないかもしれませんが、そういう人は地域のもっとちゃんとしたところに属せばいいわけで、私としては今の状態が非常に居心地が良い感じがしています。 演奏する曲は、地域のイベントで演奏する関係で、誰でも知ってそうな曲が多いです。 過去に演奏した曲を挙げると…「地上の星」「亜麻色の髪の乙女」「刑事アクションメドレー」「モーニング娘メドレー」「ディズニーメドレー」など。 メドレーものが多いってのも、結局「オイシイところ取りでツカミはOK!」ってのをあからさまに狙ってますね。(w というわけで、これをご覧の方で、NEC我孫子(あ"、書いちゃった)に出入りしてる人がいましたら、現在絶賛団員募集中ですので、火曜・木曜の昼休みに、グランド横のプレハブまでお越しください。 お待ちしています〜♪