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http://www.vap.co.jp/taq/

というわけで、beatmaniaIIDXのコンポーザとして有名な「TaQ」の1stDVDが届いたので観てみた。
実は買うまで内容を知らなかったんですが、何やら有名?な方が映像CGを手がけているのがウリらしい。 実際の内容なんですが、「地球」をテーマとしたテクスチャ(立体ではなくて2次元のぺらぺらな画像。素っ気無いポリゴンに貼り付けてリアルにするやつ)が動いたり回転したりするのが中心の模様。 最初、地球の映像が出てきたとき、メタルブラックみたいにパカーンって2つに割れるのかと思ったけど違った。(w 全体的に暗いトーンで、繊細でリアルな映像なんだけどテクスチャなので回転するとペラペラ…というシュールな映像が終始展開されていきます。
で、正直な感想としては…ツマンナイ。(T_T) 確かに綺麗な映像かもしれませんが、音と映像がほとんどシンクロしてません。 要するに、ただ垂れ流しの環境ビデオのBGMにTaQの音楽を流してみました、というふうにしか思えないです。 コレだったら、確かに画像は荒いかもしれませんが、ちゃんと音楽とシンクロして映像が展開していくbeatmaniaIIDXのクリップのほうが遥かに面白いと感じました。 んー、正直期待はずれ。
で、実はこれだけではなくて、ライヴバージョンの音源&映像も収録されているようで、こちらも観てみました。 映像としてはそんなに特殊なことはしてませんが、元々会場が暗いこともあってか終始モノクロで、暗視カメラを使ったような映像となってます。 会場は相当盛り上がってて、モノクロながらも熱気は伝わってきます。
それにしても、bmIIDXでTaQの素顔を観てとてもテクノを作る人には思えなかったのですが、今回のDVDを観て更にそれを確信。 なんか、風貌やノリはテクノの人ってより、インディーズのパンクバンドでドラムを叩いてる人、って感じの雰囲気でした。(ぉ でも、この人の作る曲ってビートがやたらパワフリゃーで肉感的な感じがするんですが、そういう意味ではこの風貌もある意味イメージどおりなのかな、なんて思う今日この頃。