MSXの新しい記憶媒体として…

メインメモリが16KバイトくらいのMSXを体験してる人間としては信じられませんが(最初に使ったMSXが16Kの機種で、たまに雑誌のプログラムリストに「RAM32K以上」とか書かれてて何度枕を濡らした事か…)、記憶媒体は年々大容量&低価格化してます。 その中で、最近注目してるのがスティック型USBメモリ。 HDDなんかに比べれば遥かに容量は少ないものの、それでも今やOfficeなんかのデータも平気で数M喰う時代なので、FDD数枚に分割して運ぶことを考えれば非常に便利です。 しかも、Win2000以降だと普通に外部リムーバブルディスクとして認識されるので、挿すだけで使えてしまいます。 更に、最近低価格化が進んでて、私が最初に128Mのを買った当時は1万くらいしたものが、今や秋葉で数千円で手に入るようになってしまいました。(しかも512Mとか売ってるし) 既に仕事でも小容量のデータ移動(例えば実機試験のログ移動とか)に欠かせないものとなっています。
…と、ふと思った。 コレがMSXで使えればすげー便利だなぁ、と。
現在、MSXで大容量記憶媒体を使うには、MEGA-SCSIなんかを導入して外部HDDやらZipやらを接続する必要があります。 あるいは、マッパメモリなんかを導入してる人もいるようですが、容量の割には価格がべらぼうに高いです。 しかし、MEGA-SCSIを自作するには非常に敷居が高く、作るのが難しいだけではなく、今や部品調達すら困難です。 また、製品版を購入すると非常に高価です。 更に、MSXにちょうど良い記憶媒体というものが、最近ほとんど見かけなくなりました。 HDDは大容量化が進み、100M程度のHDDは既にジャンクショップですらあまり見かけません。 Zipドライヴは絶滅寸前だし…(この前、予備用に500円で買った^^;) と、そこで思ったのが前述のUSBメモリスティックなんですよ。 コンパクトで安価、しかも挿すだけで使えてしまう! それに、現状のMSXのスペックから言って、128Mもあれば十分です。 コレがMSXで使えれば、実機MSXライフが充実するのでは…?? なんて思うんですが…誰かメモリ用のUSBリーダー&ドライバ作ってくれないかなぁ…(他力本願) せめて回路図でもあれば自作するんですがねぇ。