改造町人シュビビンマン1&2

秋葉でこんな珍しいCDを発見してしまいました。 ゲーム自体は知らないんですが、超兄貴で有名なメサイヤから出てたゲームらしいです。 で、メサイヤ超兄貴といえば…そうです、葉山兄貴! 実はこのCD、葉山兄貴の作った初期の頃の曲が収録されてるんです!(http://www6.airnet.ne.jp/~aniki01/review/cd_202.html) そんなわけで、当然プレミアがついてて高いわけですが、元々なかなか出てこないCDなので、思わず買ってしまいました。
で、早速聴いてみた。 実は、このゲーム、どの機種で出てたかも知らなかったんですが、聴いたら一目(聴?)瞭然。 PC-Engineの音でした。 この時点で私的にはポイント2倍セール実施中、といった感じ。(ぇ まぁ、個人的にはもっと音源の使い込みが欲しいなぁ…といった感じもありますが、曲自体は結構光るものもあります。 で、このサントラは2作分の曲が入ってますが、葉山兄貴は「2」の全曲を担当してる模様。 ライナーノーツには全曲レビューが載ってるんですが、「1」のほうが全部「ですます調」で書いてあるのに対し、「2」のほうは「〜のだ。」「〜である。」「〜だぞ。」といった漢らしい口調に変わります。(w この頃から既に言葉から兄貴の片鱗が…(^^;) ただ、曲のほうは初期の作品であることと、音源スペック的に厳しい(のと、使い込みが足りない)こともあり、超兄貴あたりの作風とはかなり異なるんですが、後半の曲あたりは、明らかにディストーションギターを鳴らそうとしたと思われる(けど音源スペックが以下略)漢らしい曲があったりして良いです。 んで、個人的に意外だったのが、葉山兄貴なのに12beatの曲を書いてること! 個人的なイメージとして、葉山兄貴の曲は4拍子のガッチリした曲というイメージが強いんですが、この頃は色々試行錯誤してたんだろうなぁ、と推測。 かなり良い感じです。 燃えまっせ!
で、兄貴じゃないほうの曲ですが、実はこちらも良いです! …というか、個人的にはこの中の「Geologic time」という曲が、このアルバムではベストのデキだと思いました。 もーめっちゃカッコ良すぎます! 前半の重厚なビートから中盤に入ってくる哀愁のメロディ、更にそこから転調して畳み掛けていくテンションの高さが最高です! ヤヴァイです!! 他にも、変拍子の曲とかあったりして、音楽的にはこちらのほうが一枚上手かもしれない。(「2」も曲自体はかなり好きですがね…ここは恐らく編曲の妙というか経験の差といいますか…そんな感じでしょう)
滅多にお目にかかれないアルバムだとは思いますが、機会があれば皆さんも是非聴いてみてください。(^^)