MuSiXmas Challange 全エントリ作品公開

http://www.msx.org/newspost2581.html
先日応募が締め切られたこのコンテストですが、作品一覧と試聴用MP3がついに公開されました! 最終的に11作品のエントリーがあった模様。
そういや、私の応募作品のコメントに、「MGSDRVのデータの演奏方法がわからないからMP3うpすれー」といった内容のコメントが多数寄せられてましたっけ。(^^;) やはり、海外ではMGSDRVはかなりマイナーな存在なんでしょうか…? 日本でMoonsoundのデータが聴けなかったのと同様に。
で、早速全作品を聴いてみたんですが…みんな凄ぇ! 音源の使い方からアレンジから、それぞれ個性があってベタ打ちデータなんてほとんどありませんよ。
個人的にビビったのは1曲目! …コレ、本当にPSGですよね?? 最初は普通にPSGの音なんですけど、途中から狂ってる! どう考えてもPSGの音じゃないもの、コレ。 明らかに矩形波ではない音が鳴ってますよ!! 確かに、昔「ハードエンベロープを短周期で鳴らすと違う波形になる」だとか「高速アルペジオで違う音色に聴こえる」なんて話を聴いたことはありますが、ココまでにアグレッシブに使われると…もう参りましたって感じ。 しかも、デチューンの幅をリアルタイムで変えてフィルタっぽい効果を出してたりもして。 PSGってこんな音も鳴るんだと驚きですわ。
あと、Moonsound系の曲もビビりました。 コレって本当にMSXの音ですか?? もはやMIDI音源レベルの音が出てるんですが… 更に、No.11なんかは、このお上品な音を生かしつつ、MSX独特のPSGやSCCをメインに据えて非常に丁寧な作りとなってます。 凄ぇ!!
…もはや、3時間で作ったような私のインチキデータではまるで太刀打ちできない作品が目白押しで、世界にはまだまだ凄い人は沢山いるんだなぁーと驚きつつ、MSX音楽の更なる可能性を垣間見たのでした。