レジェンド オブ ゲームミュージック 〜プレミアムボックス〜 収録タイトル(やっと)解禁!

http://www.webcity.jp/ds/detail.php?pid=SCDC-00410
Amazonでなかなか発表されずにヤキモキしてた、例の箱のタイトルリストですが、本日ついに公式サイトで公開となりました! しかも、新録・再録・初収録が一目でわかるようになってます!
この前ちょっと書いたんですが、この前一時的に発表したタイトルリストから、メーカー側の意向で一部差し替えになっているタイトルがあるようです。 その代わり、その時点で収録未定となっていたタイトルも追加された正式版ですので、恐らくこれで確定だと思います。 ちなみに、この前戴いたリストと比較すると、かなりタイトル変更になっている部分があるようです。 結構ギリギリまで粘ってたみたいですので、タイトル公開延期を機に、収録タイトル見直しを行ったのかもしれませんね。 ちなみに、MSXディスクは当初の予定通りのタイトルが収録されております。(実はその前にボツになってるタイトルもあるんですが…^^;)

以下、この前書いた文章の再掲です。


で、この日記的には、MSXのタイトルにどうしても触れたいわけですが…まずのっけからレア音源でございます。 元々、MSXグラディウス初代が出てたって事実すら知らない人も多いわけですが、実はその後、SCC対応版グラディウスがひっそりと発売されていたのです! コレは、コナミゲームコレクションVol.3という、FDで発売されたゲーム集に収められていたタイトルの1つで、MSXスナッチャーに付属していた「スナッチャーサウンドカートリッジ」というSCCサウンドカートリッジ(スナッチャーは、FD媒体なのになんと専用サウンドカートリッジが付属していたのです@_@)を挿すと、SCC版のBGMが楽しめる仕掛けとなっておりました。 そのBGMですが、アーケード版の忠実移植とはちょっと赴きが異なり、SCCの性能をフル活用したゴージャスなアレンジとなっています。 更に、MSX版には他機種にないオリジナル曲が2曲(エキストラステージと骨面)あります。 余談ですが、エキストラステージの曲はファミコンで発売された「ワイワイワールド2」でこっそり使用されてたりします。 あと、骨面自体はPC-Engine版にも存在しますが、楽曲も面構成も全く異なってたりします。
続いてグラディウス2。 こちらはもう語るまでもありませんな。 名曲中の名曲でございます。 実は今回、このCDを企画した意図は、「グラディウス2を復刻したかった」というのが強かったから、と伺った気がします。 んで、今回は完全収録に加えてふがほご…(一応まだ内緒)
沙羅曼陀は、アーケード版しか知らない人が聴いたらきっと驚く逸品でございます。 アーケードのFM音源丸出しかつステレオ感出しまくりな楽曲とは全く異なり、こちらはSCCの重厚さを全面に押し出した、ゴージャスなアレンジとなっております。 更に、MSX版はアーケード版と異なり途中でストーリーデモが挿入される為、オープニングや中間デモ、更にエンディングと、えれぇカッチョいいオリジナル曲が聴けるので必聴! 実はこっそり、ライフフォースの曲も1曲入ってます。(^^;) 個人的にはMSX版のほうが好みです。
続いてゴーファーの野望 EPISODE-II。 セレクトの曲が同じだったり、1面の炎面が一応アーケード版っぽい雰囲気を出してますが、ゲーム及びストーリーはほぼ別物でございます。 このタイトルは、過去のタイトルに比べてオサレな雰囲気をかもし出してるのが特徴的です。 この頃から、波形チェンジなどの小技が効いてきて、テクニック的にも色々やってるようです。
そしてパロディウス。 実は、このタイトルはアポロン時代に出たシングル以来、初の復刻となります。 アーケード版しか知らない人は「だ!」が初代だと思ってる人も多いですが、実はこちらが元祖でございます。 なんでも開発期間1ヶ月(!)で作られたとか。 楽曲はアーケード版と同様、クラシックの名曲のアレンジですが、こちらはSCC音源を生かしたゴージャスかつ幻想的なアレンジが多いです。(かと思ったら、やっぱり落しどころは作ってあったり…^^;) 個人的には、アーケードと全くアレンジの異なる5面(ザ・ワルツ・オブ・オクトパス:アーケード版では9面の曲)の違いが聴きどころかなー、と思います。
最後はスペースマンボウ。 恐らく、MSXユーザ以外は「何ソレ?」って感じかと思いますが、コレはMSX2でのみリリースされたオリジナルSTGです。 なんか見た目サンダークロス系っぽい感じですが(個人的にはヘルツのハイディフォスに似てると思ってたりしますが^-^;)、実はそのとおりで、元々サンダークロスとして開発されていたものの、何故か途中から「スペースマンボウ」というタイトルで別ゲームになってしまった…というのは一部で有名な話です。(スナッチャージョイントディスクのライナーノーツによれば、更にマンボウの前は「エグザート」というタイトルで、ボツ仕様とボツ曲だけでもう1つゲームができるくらいあったそうです。 ボツ曲は発掘されればいつの日か収録できたらいいなー、と思ってます) で、楽曲のほうはSCC末期だけあって音色モーフィングなどを効果的に使った名曲揃いです。 沙羅曼陀とは違った重厚さがあり、かなり低音重視な作りになっているようです。

前にも書きましたが、限定2000セットです。 予約が殺到してるそうなので、早く予約しないと入手不可になりますので、ご予約はお早めに!