MSX MAGAZINE 永久保存版3号

http://www.ascii.co.jp/pb/ant/msx/htm/contents_m3.htm
今日Amazonから届きましたよ!
…でも、堪能してる暇が無いので、とりあえず私が関わったところだけ斜め読み。(^^;)
まず、私がメインで記事を書いた「SCC音色講座」でございます。 SCCでの音色づくりの方法として、サイン波・矩形波三角波・ノコギリ波の4種を倍音合成もしくは組み合わせて音色を作る、というアプローチで記事を書いてみました。 コレは、私が昔作ったSCC波形合倍音成ツール「S-cube」でやってる事とほぼ同じでございます。 S-cube も MSXPLAYer の仮想ディスクAに「S-CUBE.BAS」というファイル名で入ってますので、色々と試してみてください。 使い方は、ファンクションキーで機能選択、数字キーでパラメータ入力、その他画面下のキーを押すと現在編集中のSCC音色を鳴らすことができます。 詳しい使い方は…多分付録CD-ROMのどこかにアーカイヴ入ってたと思いますので、探してみてください。(ぉ 昔作った MGSDRV 版と使い方はほぼ同じです。(F1/F6だけ入れ替わってるのに注意!) あと、スペースが余ったので(^^;)、ファミコン音源で使われてる「デューティ比変更」の話もちょっとだけ触れています。 ただ、矩形波では効果テキメンなんですけど、他の波形ではイマイチだった気もする…(^^;)
あと、上原氏のインタビュー! コレは、実際にその場にいたほうが関西弁バリバリで遥かに面白かったんですが、テープ起こしの際に普通の文章にされてしまったようです。(^^;) で、実は私の記事の絡みもあって、本当は現場でのSCC音色の作り方なんかも細かく聞こうと思ってたんですが…なんと、音色に関しては本文中にもある通り、「思いつき」と「試行錯誤」で生まれたものだそうです。 今回、私が記事を書く際に、ある程度法則があったほうがわかりやすいと思い、基本波形と倍音合成というものを持ってきたんですが、実はサウンドの現場ではそのようなプロセスは無かったようで、波形ノートに手書きで波形を描いてデータ化していたような感じでした。 「決まりごと」としては「波形の最初と最後は0にする」(0になってないと波形を並べた際にノイズが乗るのです)くらいしか無かったそうな。 ただ、経験的に「丸い波形は丸い音、とがった波形はとがった音」というのはあったそうで、このへんのカンを頼りに音色を作ってたようです。
それと、カシオインタビューでMX-101とMW-24の写真が入ってますが、コレは私の私物でございます。(基板も左のMX-101をバラしたもの) 実はコレ、半年前にリサイクルショップで100円で保護したものなんですが、まさかこんなところで役に立つとは思いませんでした。(^^;)
そんなわけで、色々と楽しくもあり大変でもあったMマガですが、なんとか世に出すことができました。 色々ご意見もあろうかと思いますが、是非楽しんでくださいね。(^^)
…そうそう、Mマガ付属のMSXPLAYerにパッチが出てるようですので、是非パッチを当てておきましょう。 でないと、プリメで豆腐地獄を味わう…かも。(※漢字ROMを内蔵してないMSXだと、プリメのメッセージが全部四角いキャラになって読めません。 私も実機で経験があって、プリメ借りてきたのに漢字ROMが無くてプレイできなかったので、友達にF1XVを借りに行ったのでした。 で、そのままそのXVは私が買い取って今でもたまに使うんですが^^;)