A1をバラしてみる

WizardOfPSG2005-05-10

S1985のミキシングがおかしいので、いずれ新しい基板に載せ替えようと思ってるんですが、そういえばうちにA1mk2の前の機種である初代A1もあったのを思い出しました。
このA1は、上京してくるときの引越しで紛失したA1mk2用のACアダプタを入手する為だけにジャンクで購入したやつで、本体は全く使用してませんでした。
というわけで、積んであるダンボールの山の下のほうからなんとかA1を取り出してみる。 久々に見ましたけど、ぱっと見はA1mk2とそんなに変わりません。 唯一違うのが、テンキーが無いこととPAUSEキーの形が違うことくらいか。 あと、色もA1のほうが黒味が強いです。
で、当時動作確認した時は、色味が変でVDPが壊れてるくさかったので、改めて動作確認してみる。 例によって起動時にそんなに使えない内蔵ソフトが起動するんですが、枠がなんか赤紫色なんですが…(^^;) 不気味なので、さっさとBASICモードへ。(w BASICを起動すると…をぉ、ちゃんと画面出るじゃないですか。(^^) とりあえず壊れてないことは確認。 多分、あの変な赤紫色の印象が強くて、壊れてるんだと勘違いしてたのかもしれませんな。
で、とりあえず考えたのは、ガワとキーボードはA1mk2で、基板だけA1にしてしまおうかと。 まずはA1のガワを開けてみる。 キーボードシートを見てみると…げ。 端子の数違うやん! テンキーが無いので当然といえば当然ですが…キーボードが移植できないことを知ってかなりやる気が失せました。(T_T)
続いて、キーボードを外して基板を取り出してみる。 表側はA1mk2と比べてえらい貧相ですなぁ。 真中にはしっかりZ80が鎮座しておりました。 この頃てMSX-ENGINEってまだ無いんでしたっけ? ちなみに、今まで何個かMSXのガワを開けたんですが、ZilogではなくていっつもROAMの石を積んでるんだよなぁ。 実はZilog純正のZ80って見たこと無い気がする…(^^;)
で、裏返してみると…ありましたよ、S1985が! ということは、コレも端子を引っ張り出せばステレオ高音質改造ができるはず!
…ということを確認して、とりあえず蓋を閉じました。(ぉ やっぱり、実際に使うとなるとテンキー無いのはヤダなぁ…と思いまして。(^^;) 結局は、またA1mk2を買ってしまいそうな予感。
でも、元々A1mk2ってキーボードの使い勝手はあまりよろしくないので、本当はPS/2キーボードあたりを外付けできれば最高なんですがねぇ…なんとかならんかしらん。 ちなみに、Panasonic質実剛健だけどデザインもっさり、という私の勝手なイメージは、恐らくA1mk2から続いてるんだと思います。(^^;) FS-A1STも持ってますが、コレなんかA1mk2よりも更にキーが硬くて私はちょっと苦手かも。 なんでこんなに硬いのかと思ったら、この前Mマガ3号の修理記事の写真撮りでA1GTを分解したところ、なんとキーボードのキー1個1個にバネが仕込んでましたよ!! …そりゃキーが重いわけだわ。(T_T)