MiniMixiをインストールしてみた。

http://antipop.zapto.org/mt/archives/001171.php
mixiを巡回する際に便利な「mixiブラウザ」というものがあって、以前はコレを使ってたんですが、どうも最近調子が悪いです。 mixi側がシステムを変更した為か、エラーが頻発し、最近では全く表示ができなくなってしまいました。
一応、mixiの自分のホームから人の日記の更新履歴とかは見えるんですが、非常に使い勝手が悪いのです。 こりゃなんとかならんかなぁ…と思ってたら、似たようなツールを発見。 それが「MiniMixi」でした。
ただ、Windowsアプリとなっているmixiブラウザと比べると、Perl+Webサーバという構成で動作するこのツールはちょっと敷居が高そうです。
最初は、うちのWebサーバにインストールしようと思ったんですが、Perlは割と最新のでないと動かないらしい。 というわけで、まずはPerlをバージョンアップしようと思ったんですが…TurboLinuxのバージョンが古すぎて、turbopkgがマトモに動かない! …ここで挫折。(ぉ
ただ、別に外出先からチェック入れるほど廃人ではないので(^^;)、とりあえずWindows上から普通に使えればいいかな…ということで、フリーのWebサーバである「AN HTTPD」と、同じくWindows用のPerlである「Active Perl」をインストールして、コレをベースに環境構築してみることにしました。
以下、うちの環境(Windows2000SP4)ベースで書いています。 他のOSや環境で動作するかどうかはわかりませんが、インストールに挫折した方は参考にしてみてください。(転載はご自由にどうぞ)


1. ActivePerl をダウンロードする
  http://www.activestate.com/store/languages/register.plex?id=ActivePerl&_x=1
  フォームは書く必要はありません。 NEXT を押します。
  左側の「Windows」の「MSI」をクリックしてダウンロードします。
 
2. ActivePerl をインストールする
  ActivePerl-5.8.6.811-MSWin32-x86-122208.msi を右クリック→「Install」
  基本的には「Next」を次々と押していくだけです。
  ライセンス条項の画面は「I accept〜」を選択して「Next」。
  「Enable PPM3〜」はとりあえずチェックなし。(よくわかりません^^;)
  次の「Add Perl to the PATH〜」と「Create Perl file〜」のチェックはそのまま。
  インストール完了したら「Finish」で終了です。
  「Display the release notes」はチェックを外して問題ありません。
 
3. AN HTTPD をダウンロード&解凍する
  http://www.st.rim.or.jp/~nakata/
  上記ページの「ダウンロード」からファイルをダウンロードします。
  ファイルは好きなフォルダを作って、そこで解凍します。
  私は C:\httpd というフォルダを作って、そこの直下に解凍しました。
 
4. minimixi をダウンロード&解凍する
  http://antipop.zapto.org/mt/archives/001171.php
  上記ページの説明の途中に「[ソースとか一式]」と書いてある部分をクリック。
  AN HTTPD を解凍したフォルダ直下にフォルダを掘って、そこに解凍します。
  私の場合は C:\httpd\minimixi というフォルダを作ってそこに解凍しました。
 
5. AN HTTPD をサービスとして常時起動させる
  AN HTTPD を解凍したフォルダにある「httpd.exe」をダブルクリックして起動。
  タスクトレイの黄色い四角のアイコンを右クリックし「オプション/一般」を選択。
  「サービス」タブをクリックし、「サービス」のチェックを入れて「OK」を押します。
  更に「AN HTTPD サービスを開始します」と出るので「OK」を押します。
 
6. AN HTTPDCGI 実行時に Perl を認識させる
  タスクトレイの黄色い四角のアイコンを右クリックし「オプション/一般」を選択。
  「一般」タブの下半分で「拡張子」の「.pl,.cgi」を選択して「編集」を押します。
  実行プログラムに Active Perl の実行ファイルを指定します。
  普通にインストールすれば「C:\Perl\bin\perl.exe」のはずです。
  設定後「OK」を押し、更に設定ウインドウでも「OK」を押します。
 
7. Sleipnir で使う場合の設定
  まず、エクスプローラバーを消している場合は
  「表示→コントロールバー→エクスプローラバー→拡張パネル」をクリックします。
  「使用しない」と書かれていた場合は「IEPanel」を選択します。
  その後、「(インストールフォルダ\user\(ユーザ名)\IEPanel\IEPanel.ini」
  を開き(ダブルクリックでメモ帳で開きます)、1行目を以下のように変更します。
  「http://localhost/(minimixiを解凍したフォルダ)/minimixi.cgi
  私の環境の場合、「http://localhost/minimixi/minimixi.cgi」となります。
  あと、minimixi 側の設定も変更します。
  minimixi を解凍したフォルダにある「minimixi.tmpl」を開き、
  50,65,80,95,110,125 行目を変更(赤字)。
  「<a href="<tmpl_var name="link">" target="_blank">
  ※「target」の前には半角スペースを1つ入れてください。
  ここを設定しないと、リンクをクリックしてもサイドバーの中で開いてしまいます。
  ちなみに、この設定だとリンクをクリックする度に新しいタブで開きますが、
  上記を「target="_mixi_"」などとすれば、毎回同じタブで開くようになります。
 
8. minimixi を起動
  Sleipnir が起動している場合は一度終了し、再度 Sleipnir を起動します。
  エクスプローラバーに「MiniMixi」の画面が表示されれば成功です。
  e-mail と password を入力してログインします。
  「Redirecting...」と表示されて固まった場合は、表示されている URL をクリック。
  暫くして、日記の更新一覧などが表示されれば OK です。