会社の同僚の演奏会に行ってきました。

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※↑のページは、何故かSleipnirで見ると固まります。(^^;) 他のブラウザで観ましょう…
先日、本業の会社の同僚から1枚のチケットを戴きました。 彼は私とは別の吹奏楽団でユーフォニューム(チューバのちっこいやつ)を吹いてるという話を伺ってたんですが、どうやら彼の所属する団体の演奏会だそうです。
しかし、場所は…代々木って?? えらい遠いなぁ…(T_T) 結局、秋葉で先週買い忘れたコンデンサを買った後に会場に直行してみました。
場所は、国立オリンピック記念センター、という場所。 どんな場所なんだかさっぱり想像がつきませんでしたが(^^;)、実際行ってみるととっても立派なホールがあって驚き!(@_@) 更に、1000人規模のコレだけデカいホールに(流石に満員ではなかったものの)えらい沢山の人が来てるってのが凄ぇ! 私の楽団ではうちから歩いて3分の公民館で100人程度の観客でやってるので、久々に「なんかエライところに来てしまったぞ」と。(w しかも、MSXのTシャツなんて普通に着ててなんか場違い感256倍!(ぉ
既に開演時間間近だったので、程なくして開演。 メンバー多いなぁ…50人くらいはいるでしょうか。 まぁ、普通の吹奏楽団だったらこんなもん普通なのかもしれませんけど、私の団体では団員が十数人しかいないので、「をぉ〜、各楽器5人づつくらいはいるよ!」ってだけでもー驚き。(w そんなわけで、演奏が始まるともう迫力がまるで違う! しかも、かなり上手いです。(他と比べたわけではないからプロから見たらどうなのかわかりませんが…) 吹奏楽コンクールなんかにも参加する(できる)ような団体ですから、そのくらい出来て当たり前ですかね…
曲は、正直吹奏楽の世界にはそこまで明るくないので、曲自体は知らないものが多かったんですが(もしかしたら凄く有名な曲だったりするのかもしれませんけど)、ダイナミックな中にも繊細さも感じられ、流石といったところ。 楽器もファゴットバスクラといった、弱小楽団ではまずお目にかかれない(^^;)楽器の他に、弦バス(コントラバス)や果てはハープまであるよ!(昔、大学の交響楽団で一度ハープ奏者を頼んだことがあるんですが、えらいお金がかかったと聞いた気がする…) もー至れり尽せりですよ。 ただ、第一部はストイックに「演奏だけ聴かせる」といった趣旨のようで、曲間MCはまるで無く、淡々と演奏が進んでいくのはちょっと不満かなぁ…って、普通はこんなもんなのかもしれませんけどね。(^^;)
で、休憩を挟んで第二部。 こちらは弦バスのオネェサンがMCで曲紹介を挟みつつ、映画音楽や日本の唱歌など、若干メジャー路線の曲を演奏。 私にとってはこっちのほうが落ち着きますなぁ。 途中、ジャズ調の曲もやったりしたんですけど、ピアノまで出てきたのには驚いた。(@_@) 各パートの流麗なソロも美しく、なかなか良かったですよ。(^^) で、終了したんですが、舞台から去る気配が無いので「もしや…」と思ったら、やはりアンコールがありました。 その曲はといいますと、なんか聴き慣れたメロディが…と思ったら、暴れん坊将軍かよ!!(w どうやら時代劇のテーマ曲メドレーらしいです。 実は、私の所属してるところでも、昨年だかその前かに「時代劇スペシャル」ってメドレー曲をやったことあるんですよ。 前述のとおり、対象が公民館に来るジジ様ババ様ということで平均年齢が異様に高い(50代以上?)なので、この曲はもー大ウケ!! ていうか、聴き慣れた曲だけに私も楽しく演奏させていただいた記憶があります。 で、その時は「暴れん坊将軍」はメドレーのトリだったはずですが、今回はアレンジが違う模様。 じゃぁ、トリは何なのよ??と思ったら…なんと、「必殺仕事人」の例のテーマがトランペットソロで!! 最後に超反則技でした。(w
こんな感じで久々にマトモな楽団の演奏を聴いてかなり楽しませていただきました。(^^)
ただ、この楽団のポリシーとして、どうやら「アマチュアとして最高の音楽を作る」というのがあるようで、かなーり練習なんかはキビシイ世界なんじゃないかなぁ、と推測。 なので、すっかりヘタレになってしまった私には団員になるのは荷が重そうです。(^^;) いや、ブラスだけが趣味だったら喜んでやるかもしれませんけど、今の私はChiptuneに音楽サークルにゲーム音楽MSX…とあちこち足を突っ込んでますので、ブラスだけに情熱は傾けられないのですよ、物理的に。(^^;;) ちなみに、昔…特に中学時代の吹奏楽はえらいキツかったですな。 文科系の部活なのに、内容は明らかに体育会系だったし。 合宿では正座させられて上級生から角材で尻を叩かれたり、ピッチがずれてると顧問の先生に手を引っ叩かれるし…そういうイメージがあるから遠ざけてるのかもしれない。(^^;) ただ、そんな思いをした分、たった半年しか所属してなかったのに今でも強烈に印象に残ってるんですよねぇ。 その頃に演奏した曲は今でも大好きですし。 不思議なもんです。 あの頃だったら喜んでやったかもしれないですな。
で、今やってる吹奏楽団のポジションはといいますと…コレとは丸っきり正反対で、かなりユルユルです。(^^;) コンクール優勝を目指してひたすら練習…なんてことはまるで無く、練習は週2回、昼休みに30分だけ(発表会の前は毎日+休日1日)、演奏する曲は誰でも知ってるメジャーな曲(俗に云う「M8譜面」が多い)、お客さんは身内と近所のじっちゃんばっちゃん+孫、といった感じでございます。 団員も、元経験者と初心者が半分半分で、正直そんなに上手くも無いです。 だけど、やってて楽しいんですよ。 音楽は文字どおり「楽しんでナンボ」の世界だと思ってますので、私にはもう昔の体質には戻れないのかな、と思う今日この頃なのでした。
…最後に。 今回誘ってくれた私の同僚の真後ろでトロンボーンを吹いてた女の子がエライ可愛かったので今度紹介してください。>K氏(またソレか^^;)