会社の先輩の死

今日、会社のリーダーから、入社して最初の仕事でお世話になった先輩(女性)が亡くなったことを知らされました。 自社のメールで社内通知として流れてたらしいんですが、出向の身なので(会社の事情があって、今は出向の出向(客先常駐)なんてワケワカラン状態にあります)、最近自社メールはチェックしてなかった。 というわけで、さっき慌てて自社メールをチェックしました。 今のリーダーは彼女とは直接関わってないので、「もしかしたら違うかも」とおっしゃっていたのですが…メールを見ると、やはり間違い無い。 その方は結婚されてるんですが、旦那さんの名前も正しい。
メールを見た今でも信じられません。 彼女は先に入社していたので先輩という立場ですが、同い年で割とはっちゃけた人だったので、入社したてで右も左もわからない頃は、色々な事を聞いていたりしました。(あんまり頻繁に聞くのでちょっとウザがられた時期もあったみたいですが…^^;) かなり美人で妙な色気もあって性格もはっちゃけていて、私とは(性格的に)割と合うタイプだったので、一緒に仕事してた頃はよく話なんかもしてました。 行動も突飛で、一番驚いたのが忘れもしない6年前の6/1のこと。 彼女は出社してきてから、突然我々の前で「今日から苗字変わりますんでよろしく。」って。 いきなり入籍してきたんですよ! しかも、会社ではこの事を知人も含め誰も事前に知らなかった。(@_@) 当時のリーダーが口をあんぐりさせていたのは云うまでもありません。 苗字は変わっても元気に仕事をしていたのですが、開発職に向いていなかったのか、その年の冬に彼女が作りかけだった部分を私が引き継ぎ、彼女は転勤していきました… それから暫くは転々としていたようですが、1年前に社内報で子供と一緒に移ってる写真が貼ってあって、「元気にしてるんだなぁ」と思ってたのに… 健康に問題がありそうな雰囲気は微塵も無かったので、本当に突然でした。
以前日記にも書きましたが、人間いつかは死にます。 この世で十分やり尽くして静かに死ぬのであれば、本人も満足でしょうし、周りの人間もそれは予期された事ですからショックも少ないでしょう。 しかし、これからという時にいきなりこの世からいなくなってしまったら…残された人間に空いてしまった心の空白は、親しい者ほどとてつもなく大きいでしょうし、何より本人は一番悔しいに違いない。 まだ30歳、これから色々な人生が拓けてくるところだったでしょう。 ご冥福をお祈りします。