烈火サントラ

http://www.webcity.jp/ds/detail.php?pid=SCDC-00461
キタ――――――――――っ!!!!!
というわけで、Amazonから届いてたので早速聴いてみる。
…やっぱり凄いですわ。 今でこそチップチューン(クラブミュージック的音楽カテゴリのほう)でこういう音楽をやってる人は結構いるわけですけど、今から十数年前でこの音楽を、しかも市販のファミコンソフトでやってのけたってのはやっぱり凄いです。(@〜@) 残念ながら、このソフトはリアルタイムでは体験していないわけですが、音楽を聴くだけでもその熱気が伝わってきます。 で、更に何が凄いかって! 拡張音源を一切使ってないんですよ!!!(たぶん) ファミコン末期のソフトは、VRC6/7搭載のコナミを筆頭に、何らかの拡張音源を積んで音楽をパワーアップさせるのが流行ってましたが、このソフトはBGMに関しては内蔵音源だけで鳴らしてるようです。 それでいて、DPCMバンバン鳴らしてズンズン重低音を鳴らしまくるこのソフトはナンなんだ??? メモリの大半を音楽データに割ける現代のチップチューンと異なり、ゲームとしてあれだけの処理を実現しつつ、この音楽を鳴らすことができたってのはやはり驚き以外の何者でもありません。 ちなみに、個人的には「GELGOOG」(スコアアタック後半)が意外とツボでした。 一見単調なんだけど、永遠に繰り返される4つ打ちと敢えて調和を拒むかのような音階で無機質に繰り返されるシーケンスパターンが何故か強烈な印象を残してしまいました。
あと、このCDの特典として、アレンジバージョンが2曲収録されています。 1曲は、この烈火の音楽を作られた塩田氏によるセルフアレンジ。 原曲が過激なので、過激な方面で来るかと思えば…なんだか心地いいオッサレーなトラックに仕上がってます。 聴いてるとだんだん心が和んでくる気がします。 結構好きかも。 もう1曲は、バトルガレッガでお馴染みさんたるる(並木学)氏のアレンジ。 こちらはコーラスによる荘厳なオープニングデモから始まり、緊張感溢れる裏4面〜1面前半、スコアアタック後半などのメドレーとなってます。 オリジナル音源はモノラルだったせいか、左右分離が非常に心地いいです。 あと、曲の終わりがちょっと印象的でした。 個人的には、曲名の「JSR $2302」ってのがちょっとツボでした。(w