ハッカーインターナショナル伝説

http://www.sansaibooks.co.jp/glabo/
今売りのゲームラボ10月号に、baddy氏も関わったという記事があるということで、帰りの電車の中で読んでました。
その記事は、ファミコン時代に名を馳せた「ハッカーインターナショナル」の特集記事。 私はその当時はファミコンを持っておらず、どちらかというとMSXやMARK-IIIなどのマイノリティ側にいたわけですが、それでも名前だけは知っているというメーカーです。
このメーカーは、他のゲームメーカー等とは違い、いわゆるアングラ系として度々名前に挙がるメーカーでした。 コピーツールやアダルト系の作品を販売していた為、そのようなイメージが強いわけですが、今回掲載されているハッカーインターナショナルの社長インタビューを見て、アングラなイメージとはかけ離れたその言動に、ハッカーインターナショナルに対する印象ががらりと変わってしまいました。
詳細は是非実際の記事をご覧戴きたいのですが、社長は非常に変わった経歴の持ち主で、傍から見ると何故ハッカーインターナショナルを立ち上げたのか不思議としか云いようが無いんですが、この方は非常にチャレンジ精神旺盛で、面白いと思ったことはすぐ実行に移すという人並みはずれた行動力をお持ちの方のようです。 また、前職の経験から、法に関する知識もあるようで、あれだけアングラなイメージを持たれながらも、実際には「法に触れることはしないのがポリシー」、というのが他のアングラ系なコミュニティとは一線を画すものだと思いました。
現在は、ネットの発達に伴って、特にアングラ系コミュニティが表に出てきている印象が強いですが、例えばアングラ系なものを扱う雑誌は、大抵表向きの言い訳を用意しています。 これは、むしろ「自分達のやっている事には後ろ暗いところがある」という部分の裏返しのようにも思えます。 しかし、ハッカーインターナショナルの社長は、インタビューを読む限りではそのような部分が全然感じられず、むしろ清々しさを感じてしまいました。
この記事は必見です!