HUDSON GAME MUSIC BEST

というCDを発掘しました…自分の部屋で。（ぉ
実は、別のCDを探してたんですけど（※うちの部屋はすぐにモノが紛失します…六畳一間なのに^^;）、その中に見慣れないCDがあったので、引っ張り出したのがコレでした。　よくよく記憶を辿ってみると…そういえば、上京してきて初めてゆりかもめに乗ってお台場に来たとき、そこのCD屋で珍しいCD売ってるなぁ…と思って買った気がする。　ていうか、何故お台場に92年発売のCDが新品で売ってたのかは未だに謎です。（確か買ったのは99年くらいのはず）
で、中身ですが…その名のとおり、ハドソンの代表作のベスト盤なわけですが、どちらかというとアレンジ曲やCD-ROM2収録曲？がメインになってます。　高橋名人の唄はデフォルトとしてｗ、「桃太郎伝説」のアレンジや、あんまりスピード感の無い(^^;)「スーパースターソルジャー」「ファイナルソルジャー」のメドレーアレンジ、古代祐三氏の幻の担当作「高橋名人の大冒険島」のオリジナルが１曲だけ入ってたり、あとは「みつばち学園」とか井上麻美の唄とか。（ぉ　…そうだ。　PC-Engineとかの内蔵音源の収録を期待してたんだけど、ほとんどアレンジバージョンだったんで、１回聴いて寝かせておいたような気がしてきた。(^^;)
でも、ボーナストラックとして、最後にオリジナル音源も収録されてます。（一部のみ）　「チャレンジャー」「スターソルジャー」「へクター'87」はサイトロンから新録盤が出てますが（この仕事の為に色々と解析したのは懐かしい思い出です^^;）、注目すべきは「ロードランナー」「ボンバーキング」の音源が収録されていること！　この２つは、確かまだ復刻されてないはずです。（後者はそもそもオリジナル音源が出てない気もする…前者もでしたっけ？）　ボンバーキングの曲はいいです。　必聴！！
で、このアルバムは何が凄いって、実はブックレット。　高橋名人が長々とコメントを書いているのですが、そのお題がなんと「コンピュータとゲームの歴史」。　非常にマジメなお話を書いてまして、それも私よりも年齢が上でないと絶対にわからないような話です。　「TK-80」に始まって、「アップル」「MZ-80」「PC-8001」「メモリー64Kバイト」「ファミリーベーシック」などの単語が炸裂します。　ベーマガ世代には感涙モノかも。　名人、ただのズルムケじゃありませんでした！！（そもそも、この時代はズルムケですらなかったかもしれませんが…^^;）　で、当時はPC-EngineのCD-ROM2の時代なので、その時代から想像した未来なんかも書いてあるんですが、「CD-ROMがLD-ROMになるかもしれない」という文章を見たときには、このときにはまさか黒歴史になろうとは予想だにしてなかったに違いない…なんて妙な感慨にふけってみたり。　更に、ブックレットの巻末には、当時のハドソンの全発売ソフト一覧なんてものまでついてます。　それぞれのソフトには２行コメントがついてるんですが、「ファザナドゥ」の欄に「パソコン版で大ヒットした『ザナドゥ』移植した」という部分に激しいツッコミを禁じえないのはお約束ですか？（ぉ
ところで、このCDですが、ネットで検索してもほとんど文献が見つかりません。　ベスト盤なのに結構マイナーなCDなんですかね？　そんなことを思ってるうちに、「コレってリ○ティでいくらだろう？」なんて考えた自分がちょっとヤになりました。（もちろん売りませんが^^;）