Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-

http://www.taito.co.jp/ztt/ray/
先ほど届いたので、とりあえず初CD化のDISC4を聴いてます。(ちなみに、まだ聴いてないけどDISC3は元々出ていたレイクライシスのサントラと同じ予感。 MP3に落としてたら、CDDBのタイトルがこのディスクだけ旧版っぽいのが出てきたので…)
DISC4は、レイフォースの基板バージョン(サントラCDに入ってたのはかなり作り直してあるバージョンらしいです)と、PS版レイクライシスに入ってた新曲が収録されてます。
まず、レイフォースの基板バージョン。 実は、サントラが出た当初、マニアな方々から「何で基板バージョンじゃないんだ!」というお叱りがえらい来たらしいという話を耳にしましたが、基板バージョンを聴いた感想は、個人的にはちょっと大味だなぁ、と。 レイフォースは今まで私がプレイしたSTGの中では割とやり込んだほうですが、ゲーセンではあまり音が聴こえなかったのと、サントラCDばっかり聴いていたこともあり、むしろ基板バージョンのほうが違和感があります。 ただ、ここまで違った印象だと、ゲーセンでやり込んだ人なら基板バージョンのほうが良いって方も少なからずいるんでしょうね…きっと。 どちらかというと、基板バージョンはプロトタイプで、サントラ版のほうが楽曲の完成度としては高いと思いました。 これだけ印象が違うということは、サントラを出すときにTAMAYO女史は気に入らない部分を思い切り作り直したのでは?と推測されるので、基板バージョンを出すのは結構恥ずかしかったんじゃないかなー、と思うんですが…このあたりの心境は如何だったんでしょうね。 DVDにはそのあたりの話も入ってるのかなぁ?
で、目玉はもう1つのPS版レイクライシスの楽曲。 これはソフトを買った当初から気に入ってたので、サントラ化を熱望していたのですが、やっと出たか!といったところ。(確か、サウンドテストはついているものの、楽曲が細切れになっていて編集するのがめんどくさくて結局自主録しなかった記憶が…^^;) PS版とはいえレイクライシスの楽曲なので、楽曲イメージとしてはアーケード版レイクライシスに最も近いです。 ただ、アーケード版のシリアスなイメージに加え、楽曲の展開によって若干アグレッシヴな面が垣間見えるような感じがします。 あと、聴いた印象、想像よりも低音高音の伸びが無いなぁ…もしかして、PS版内蔵音源のレート(33K?22K??)で収録してるのかしらん?? 本音を云えば、アーケード版のレイクライシスのサントラと同じクオリティで収録して欲しかったです。
さて、他のCDは元々のサントラからどのように変わってるのか?? ダライアスの時は楽曲のフェードやカット処理なんかも大胆にいじってあってトータルバランスとしてかなり好印象でしたが、今回はどうでしょう?? 順次聴いていきたいと思います。
あと、パッケージにはTAMAYO女史のコメントが載っているんですけど…相変わらず電波入ってる感じだなぁ…(^^;) いや、コレは単純に私が鈍感だから同じ気持ちを共有できないだけなのかもしれませんけどね。 ただ、OGR氏とかのライナーもそうなんですけど、ある時期から急に哲学的というか宗教的というか…イマイチ理解不能なライナーが増えてきたんだよなぁ。 ダラIIの「聖書を参考に〜」あたりはまだ理解できたんですが、ユングとかキメラとか出てきたあたりで正直ついていけなくなってしまいました。(ダラ外のライナーに書かれている文献は未だによく理解できなかったり…曲は凄く好きなんだけど^^;) そういうコンセプトも込みで理解できる人ならもっとハマれるんでしょうけど…

そうそう。 パッケージの曲名表記にかなり誤植があるらしく、アンケートハガキを送ると良品を戴けるそうです。 こりゃ出しとかないと。