1/14

急に思い立って成田へ行ってみる。
…別に国外逃亡するつもりではなくてw、きっかけは些細なことなんですよ。 この前実家の宮崎に帰ったとき、街を歩いてると「ほんだらけ」という古本屋が出来てて、中に入ると品揃えが充実しててなかなか良い感じ。 んで、全国チェーンだから…ということで、ポイント会員になったんですが、調べてみると千葉には成田しか店舗が無い! …じゃぁ行ってみるか、というわけ。
で、うちの最寄り駅「東我孫子」からJRで成田へ。 この路線は30分に1本しか来ないので、乗り過ごすと大変なことに。 今回も出発の時間が中途半端だったので、家でIIDXやって時間潰してたら乗り遅れそうになって駅まで走ったりなんかして。(^^;) 天気はあいにくの雨。 でも、出発時には小雨だったのでさほど気にしてなかったんですが…到着したらバケツをひっくり返したかのような土砂降りに。(T_T) こういう日に出歩くのは辛いですなぁ…でも、せっかく来たので何もせず帰るなんて勿体無いので、とりあえずは腹ごしらえをすることに。 というわけで、事前に調べておいた旨そうなラーメン屋「むつみ屋」へ。 ここで「濃厚味噌らーめん」と餃子を注文。 ンマイよコレ! 味噌ラーメンといえば、個人的には柏の「ひむろ」でよく食べるんですけど、そこのがスパイスが溶け込んで旨みを出しているような味なのに対し、この濃厚味噌はやわらかく包み込むような濃厚さです。 まるで味が違うんだけど、旨かったです。 餃子も噛むとジューシィな旨みが口に広がる感じでこちらも素晴らしい! チェーン店であちこちあるみたいなので、どこかに行ったときに近くにあったらまた行きたいと思います。 ちなみに、私は九州出身なので、上京するまでは正直味噌ラーメンは邪道だと思ってたんですけど、こっちに来て豚骨ラーメンの旨い店がなかなか見つからないのに対し、味噌ラーメンはあんまりハズれが無いんだよなぁ。 …ていうか、拙者はこんな旨いのを今まで知らなかったなんて!と思った。 最近は味噌ラーメン好きになりつつある今日この頃です。(^^;)
さて、腹ごしらえも終わって、今度は近くにある…はずのBOOKOFFへ。 しかし、道を間違えたのかなかなか辿り付かず、結局20分くらい歩いてようやく到着。 ここではなんと、(個人的には)ポップンミュージックでお馴染みのパーキッツの幻のインディーズアルバム「半魚人」を発見!(写真左上) 実は、楽曲自体は後にコナミからリリースされたCDに全曲入ってるんですけど、パーキッツのパブリックなイメージとは違う、ダークさを感じさせるこのジャケットがとても印象的です。 そういえば、このCDに入ってる「それから」という曲(ポップンCSにも入ってた)って、サビで「Through the shining days〜」と急に垢抜ける部分を聴いて、最初生理用品のCMソングかと思ってしまったんですが私だけですか…って私だけですねたぶん。(^^;) 他にも、ここのBOOKOFFにはZUNTATAのベストアルバム「L'ab normal」シリーズなんかが置いてたんですけど、私は持ってるのでパス。 欲しい人は現地に行って調達すべし。
さて、あたりもすっかり暗くなり、雨も激しくなってまいりました。(T_T) いよいよ、本命である「ほんだらけ」に行ってみることに。 しかし、実はほんだらけBOOKOFFとは線路を挟んで反対側なので、えらい距離を歩くハメに。 しかも、雨はどんどん激しくなり、足元はビチョビチョ、荷物で全身筋肉痛だし、もー大変。 死にそーになりながらも、なんとか到着。 ここでは、桜玉吉の単行本「おやじの惑星」の初版帯つきを発見!(写真右) これは珍しい!(たぶん) この単行本、何故か3バージョンあって、初版だけは表紙の絵がまるで違うんです。(収録してあるのも一部違うんだった気がする) これで3バージョン全部そろいました! 今の玉吉氏は作風が随分変わってしまいましたけど、この頃(おやじシリーズ)の玉吉さんの作風が個人的には一番好きだなぁ。 とくに「のんきな父さん」。 あと、改めて読んでみると、「つやつやおやじ」も妙にツボです。 最後のオチはほとんど一緒なんだけど、3コマ目の展開でオチの形態が微妙に変わるところが面白いです。 …すっげー下品なので、人にはあんまり薦められませんけどね。(^^;)
んで、更にほんだらけの先になる「ブックアゲイン」という店にも行ってみることに。 ここでは、イースの初版サントラ帯つきをゲット!(写真左下) イースのサントラは星の数ほど出てますが、実は内蔵音源が収録されたこのサントラって今では手に入りません。 更に、最初に発売された時と、後年に再販されたものではジャケもライナーも全く違っています。(収録曲は同じ) 初版は昔持ってたんだけど、大学時代の軽音先輩に貸したら帰ってこなかったので(T_T)、手元に戻るのは久しぶりです。 …が、帰宅して開けてみるとライナーノーツが入ってない! ココが一番重要なのになぁ…(T_T) まぁ、CDが手元に戻っただけでもヨシとしますか。 ちなみに、初版ライナーノーツはあの山下章氏が書いており、再販版ではファルコムの石川三恵子女史がライナーのコメントを書いてます。 このへんが変更された理由をなんとなく予想してたんですが、先日とある方にそれに絡むと思われる内情を伺って、その予想は確信へと変わりました。 …何なのかは口が裂けても云えないので、各自のご想像にお任せします。(^^;)
さて、雨でびしょびしょの上、夜も遅くなってしまい、本当は日帰りの予定だったんですが、ホテルで1泊していくことにしました。 この時間になるとホテルもほとんど空いておらず(実は予約しようと思ってたホテルがあったのに、到着したら満室になってて泣く泣くその場を後に…)、検索して成田から30分程度の距離の、ユーカリが丘という駅のホテルに泊まることにしました。 でも、その前に着替えを持ってないので、京成成田からイオンまでバスで向かい、無印良品で下着などを購入。 この時間は電車の乗り継ぎがなかなかできず、結局到着は11時過ぎに。 風呂に入った後、死んだように眠りました。