FM音源マニアックス

http://www.famitsu.net/mobile/melomelo/sp/fm.html
このページをご覧の皆様でしたら既にご存知かとは思いますが、以前アンケートを行っていた「FM音源を使って有名クリエイターがオリジナル楽曲を作ってアルバム化する」という企画が、いよいよ具体的な形として発表されたようです!
こちらに、今回の企画の参加クリエイターの皆様がプロフィールと共に掲載されています。 初期のラインナップを見た感じ、古代祐三氏や古川もとあき氏は、FM音源を使ったゲーム音楽を「ゲームミュージック」として昇華させた立役者として歴史上外せない人だとは思ったんですが、それ以外の方は、個人的にはどちらかといえば90年代「FM音源以降」の音源で主に作品を作られている方が多く、ちょっと意外なラインナップだなぁ、といった感がありました。(しかも、このCDの発案者が実はナムコイカレ系以降の佐野電磁さんというのが個人的には一番驚いた@_@) FM音源を使い込んだ方が久々に作る曲というのも楽しみですが、FM音源世代から外れた人が、(どちらかといえば)未知の音源であるFM音源をどのように使いこなすか、という部分も聴きどころかもしれません。 古い世代では思いもよらないような使い方をしてくるのか、あるいは敢えてオーソドックスでメロディの引き立つ作品を出してくるのか…楽しみです。(^^)
そして、本日追加されたラインナップでは、細江慎治氏や桜庭統氏の名前まで!! 細江氏は、言わずと知れたドラスピで有名ですが、それ以降もナムコのシステムII基板作品などを中心に、心に残るサウンドを多数作られています。(当時、ナムコの楽曲の音は他社より抜きん出て音質が良かったので、てっきり全部PCMで鳴らしてるんだと思ってたんですが、実はメロディはちゃんとFM音源で鳴らしてたんですね。 あの心を掴む音色作りは絶妙でした) 桜庭氏は、ウルフチーム時代のブラス音色を多用した泥臭い音を思い出します。 あの頃の音を出してくるのか、それとも今の技術で遥かに凄い音を出してくるのか…こちらも楽しみです。
とにかく発売が楽しみですが、どうやら受注販売になるとの事ですので、ちょくちょくサイトをチェックする必要がありそうですね。