2曲目

というわけで、次回作FMPSG005に向けて作ってた楽曲(FC音源)がやっと完成しましたよ!(^-^)v
正直、前回載せたリズム隊の段階ではどんな感じに仕上がるのか見えてなくて激しく不安だったんですが、色々といじってるうちになんかチャクラが開いてきた。(w 打ち込みの初期ってイメージが固まってなくて、イメージと違ったものが出来てきたりすると非常にイライラしてくるんですけど、そこをガマンして調整をしていくと、ある時点でイメージと一致、もしくはイメージ以上のものがふと出来たりするんですよね。 こうなるとこっちのもの。 あとは完成までガンガン突き進んでいけばいいだけ、といった感じ。 結局、コレがたまらなくて打ち込みをやってるんじゃないかなー、なんて最近思うようになりました。(ぇ
そんな感じで、2曲目は割と自信作でございます。 ていうか、今回作った曲を通じて、MCK+ファミコン音源の面白さに改めて目覚めてしまいましたよ。 音色1つだけのプレーンなPSGなんかも捨て難いんですけど、ファミコン音源って(現在の音源に比べれば)激しくスペックが低いにも関わらず、なんか無限の可能性を感じるんですよね。 まず、矩形波音色が4つあること。 コレだけでも大きい! 音色4つだから、4種類の音しか出せないんじゃないか…なんてお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ソレは間違い。 MCKを使うと、1intごとに音色を変化させられるので、これをうまく組み合わせると水彩絵の具の基本色を混ぜ合わせたような微妙な音色が出せるんですよ。 …っと、もっとデジタルっぽい表現をすると、十数年以上前のドット絵の芸術に近いものがあるかなぁ、と思いました。 要は、8色とか16色しか出ないマシンで如何にして中間色の微妙な色合いを出すかというと、2色以上の色を網がけにして段階的に割合を変えていって、境界線をぼかす、あるいは擬似的に中間色を出す…といった手法が使われていました。 ファミコン音源でも全く同じで、微妙な音色を出したりするには、2つの音色を発音時間の割合を変えつつ交互に鳴らしてあげればいいわけです。 コレを知ってるだけでも、表現に大きな差が出ます。 あと、MCK固有の機能として大きいのが、ノートエンベロープ(通称「高速アルペジオ」)機能! コレは大きいです、本当に。 確かに使いすぎるとガラガラした変な音になって好みが分かれる部分ではありますけど、コレを使うと擬似的に和音を鳴らしたり、アタックだけ倍音を変えたように見せたりなど、様々な表現が出来ます。 むしろ、なんで今までこの機能が他のドライバに搭載されてなかったのか不思議なくらいです。(たまたま私が使ってたドライバだけついてなかったのかしらん??)
とにかく、MCK+FC音源は色々な表現が出来て、噛めば噛むほど味の出てくるスルメみたいな音楽環境だなー、と思う今日この頃です。 昔、ベーマガのVGMコーナーを見てMMLを打ち込んでいた方なんかは、MCKに挑戦してみては如何でしょうか?? 慣れるときっと楽しいですよ。(^^)