namco×CAPCOM ORIGINAL SOUNDTRACK




というわけで、買いそびれてたコレを買って聴いてみました。
実は、オープニングテーマとエンディングテーマはあの古代祐三氏の作品ということで一部で注目されてたんですが、聴いた感じ、明らかに古代さんだな…というような個性は感じませんでしたが(一聴した感じ、最近の歌番組とかで普通に流れてそうな感じの曲)、普通にいい曲だと思いました。(そういえば、古代さんの曲で唄モノって珍しい気がしますね…) 音色は今風ですが、マイナーなコード進行?(音楽理論は詳しくないのでよくわかんないですが…)とかに、古風というかお約束的というか…要は、私の好きな昔のゲームミュージック的エッセンスはちょっとだけ感じました。 ちなみに、やたらとキックの音が強く感じたのが印象的なんですが…時期的に湾岸2のトランスサウンドを作ってた頃と思われるので、その影響でしょうか。(w
その他の曲については、ナムコカプコンの過去のゲームミュージックのアレンジが6割、残りがオリジナル曲といった感じです。 注目のアレンジ曲は、オリジナルのテイストを残したものやグレードアップしたもの、ちょっとイマイチなのもありますが(^^;)、全体的には良い感じでまとまってると思います。(このへんは好みにもよるかもしんない) ナムコサウンドに関しては、昔よく聴き込んでたので素直に燃えました。 特に、時代的にポップな曲が多いので、そういう意味ではシンセサウンドが合ってて良いです。 しかし、むしろ良いと思ったのはカプコンの曲。 特に、ロストワールド1面やストライダー飛龍なんかは、元々の楽曲が良く作りこんであったので、聴いてると鳥肌が立ってきます。 この2作品はオーケストラで鳴らしてるんですが、シンセで作った似非オケなので、ちょっと音が軽いのが惜しいかなぁ。 このへんは本物のフルオケでのアレンジも聴いてみたいですね。
というわけで、オリジナル至上主義で原曲のイメージを壊されたくない人にはオススメできませんが、昔の楽曲を今のアレンジで懐かしむという感じで聴けば、なかなか良いアルバムだとは思います。