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朝10:00頃、意識が回復…が、明らかに二日酔い。(T_T) 朦朧としながら30分間ほどベッドでゴロゴロした後、風呂に入ってとりあえず復活。
まずは食事…ということで、軽くリサーチしたところ、ホテルの近所にある「匠家」というラーメン屋が美味いとの噂なので行ってみることに。 このラーメン屋は、いわゆる「家系」の1つなんだそうで、店に行くと「家系図」が貼ってあんの。(本当) さて、出てきたラーメンは醤油とんこつなんだけど麺が太いという、この手のラーメンっぽい感じ。 あと、オーダーするときにこの店の特徴である「キャベッチャ」というトッピングを頼んだので、キャベツが結構たくさん乗ってます。(^^;) 早速食べてみると…うーん、コレはンマイです。(^^) 麺に絡むスープはしょっぱ過ぎず薄すぎず、私にはちょうど良い感じ。 また、トッピングのキャベッチャですが…コレはキャベツのザク切りにごま油を和えたもの…らしい。 こちらはネット上では賛否両論あるようですけど、私はシャキシャキ系のトッピングは結構好きなので、美味しく戴きました。(^^) というわけで、これまた満足。 水戸に来たらまた行こうっと。
腹ごしらえを済ませ、いよいよ今回の旅の目的地へ。 今回行くのは「袋田の滝」というところ。 名前のとおり滝なんですが、この時期は紅葉が綺麗らしい。 んで、これで水戸に泊まった理由の1つでもあるんですが、袋田に行くには実は常磐線ではダメで、水戸から出ている水郡線という路線で常磐線の西側のルートを通らないといけないんだとか。(本当は日立に泊まってそこから行こうと思ってたんですが…電車だとこのルートしか無く、結局水戸に戻るハメになるので諦めて水戸にしたわけです) んで、ちょうど電車がもうすぐ来るようなので、急いで切符を買って中へ。 …しかし、このあと予想だにせぬ出来事が! 車内アナウンスにて「この電車は袋田には止まりません。 次の電車をご利用ください」 仕方ないので、その電車を降りて時刻表を眺めてみる。 次の電車は…1時間後。 オーマイガッ!!! 時刻表をよく見てみると、水郡線は2時間に3本しか電車が無いんですけど、袋田まで行く電車(郡山行きなど)はどうやら3本に1本しか来ない模様。 つまり、2時間に1本しか電車が来ない! しかし、既に改札に切符を通したので駅の外で時間を潰すわけにもいかず、あと1時間駅の構内で過ごさないといけないわけです。 …オラ、ゲンナリしてきたぞ。(T_T)
どうにか新聞や雑誌を読んで時間を潰して、1時間後にようやく出発。 水戸から袋田までは1時間強なので、割と遠いです。 元々、この路線は電車が2〜3両しかなく、普段から11〜15両来る常磐線を見慣れていると結構新鮮です。 しかも、駅が進むにつれて「いかにも」って感じの田舎の駅っぽい感じになってきます。 ちょっと新鮮かも。
結局、水戸から(待ち時間も含め)2時間半弱でようやく袋田駅に到着。 実は、水郡線に乗ってたお客の7割くらいは袋田の滝が目当てだったようで、この駅でどどーっと降りたのはちょっと驚いた。(^^;) 駅には袋田の滝行きのバスが待機していて、早速このバスに乗って滝に出発。 ふとバスに乗るとなんか懐かしい感じが…と思ったら、このバスって宮崎にいた頃によく乗ってた宮崎交通の旧型バスと全く同じ型でした。 もしかして宮交から払い下げで譲ってもらったのかしらん?(^^;) ちょっと懐かしさを感じながら、10分くらいして滝の前に到着です。
ここから、入場料を払ってトンネルを抜けると…そこには滝が確かにありました! この時期は水量が少ないのか、「壮大」って感じではなかったものの、自然の風情を感じます。 あと、紅葉もほんのりと色づいてました…が、ちょっと来る時期が早かったのか、まだ「鮮烈」とまではいかない様子。 あと1週間後くらいに来るとちょうど良いかもしれませぬ。
というわけで、期待してただけに若干拍子抜けの感もありましたが、せっかく来たので、横のつり橋を渡って行けるところに行ってみようと思い、そこから上のほうに伸びている階段を上っていくと…そこには、先ほどの滝の上流にある別の小さな滝が。 滝自体は木々に囲まれて隙間から見える程度でしたが、実は先ほどの展望台からは見えない奥のほうは、もうかなり木々が色づいている様子。 そして、その滝からは更に上に階段が伸びてる。 これは行くしかないっしょ! というわけで、登り始めたんですが…すぐに後悔することに。 てっきり100mくらい伸びているだけかと思ったら、いくら登れども終着点が見えない! しかも、登りだと平地の3倍くらい体力を消耗するようで、歩いてるうちに息が切れるわ足はガクガクで動かなくなるわ…平地だとこの程度はなんとも無いんですけどねぇ…本気で死ぬかと思った。 でも、途中で下山すると絶対に後悔する…っていうか、先を見ないまま降りるなんて考えられなかったので、我慢して足をひきずりながらなんとか山頂らしきところに辿り着きました。 しかし、山頂はちょうど木々が多い場所で、あまり景色は綺麗ではありませんでした。(^^;) でも、木々の合間から射し込む夕日は綺麗でした。
そんなわけで、今度は下山なわけですが…実はここからが今回の観光の本番なのでした。 登る時は目の前階段ばっかなので、正直ヤんなっちゃう感じでしたが(^^;)、降りるときに眼前に広がるのは、山の斜面や階段ではなく見渡す限りの色づいた木々! コレは綺麗です! 滝だけ見て帰ったのでは絶対に気づかないこの風景。 これはきっと山頂まで登った人への「ご褒美」なんでしょう。 もー、どこを切り取っても絵になるんですよ。 ついつい写真を100枚くらいは撮影したような気が。(^^;) 今は出先なのでまだ貼れませんが、いずれ写真も貼りたいと思います。 本当に来てよかった…と思えた瞬間でした。 惜しむらくは、既に夕方になっていたので、山の中腹あたりから日が落ちて徐々に暗くなって景色が見づらくなってしまったこと。 昨日もそうでしたけど、秋〜冬の自然観光はこういう部分が難しいですね。 特に、宮崎を基準に考えてると確実に1時間は日が落ちるのが早い。(^^;) 下山した5時過ぎには既に真っ暗になっていたのでした。 あれだけいたお客さんもほとんどおらず、土産物屋も半分くらい閉まってました。(^^;) でも、登る前に目をつけていた、ここの名産らしい鮎の塩焼きは閉まる前に買って食べました。 コレは美味かったなぁ。(^^)
さて、バスで駅に戻って…と思ったら、これまた予想だにせぬ出来事が! バス終わっちゃったよ…(T_T) なんと、既に駅行きの最終バスは1時間前に出ていたのでした。 しかし、次の電車は40分後。 なんとかこの電車には間に合わせたい!(でないと次の電車は2時間後だ!) 仕方ないので、2キロ強の道のりをまたもや歩くハメに。(^^;) 途中、本気でヤヴァい状況になり、駅まで走ってなんとか間に合った! 電車が来る2分前に駅に到着、なんとか無事に電車に乗ることが出来ました。 すっかり疲れてたので、電車に乗るなり寝落ち。(^^;) そのまま水戸まで強制連行となったのでした。