情報処理技術者試験

http://www.jitec.jp/
というわけで、本日はコレ受けてきました。(それにしても、なんでこうM3前の忙しい時期に試験やるんだろうなぁ…おかげでパルセラの曲まだ全然出来てないよ!T_T)
前回のソフトウェア技術者試験はなんとか受かったし、テクニカルリーダーにもなれたのでとりあえずの目標はクリアしたんですが…今どき一種二種(旧名)だけしか持ってないなんて「お前の力はそんなものか! 情けなや…」などと云われかねないって後輩は安駄婆かよ!という一部の人しか理解できないボケはさておき、今回は今の本業に一番関係の深い「エンベデッドシステム」の試験を受けて参りました。
場所は前回と同じ東京理科大…と思いきや、今回は違うらしい。 確かに、初級試験と違って午前が短いので、昼休み時間違うもんなぁ。 それにしても、前の試験も結構辺鄙な場所だったんですが、今回はもっと厳しくて、電車の駅から遠く、バスでないと行けない場所らしい。 とりあえず、無料臨時バスが出ているという場所へ。 バスに乗り込んだはいいものの、なかなか出発しない! 結局、バスが発車したのは9:20…って、確か会場までバスで20分とか書いてなかったっけ??? …この時点で遅刻確定です。(T_T) 情報処理試験は今まで遅刻したこと無かったんだけどなぁ…大昔、一種試験で午後ぶっちしたことはあるけど。(ぉ
そんなわけで、既に始まっていたのですが、遅ればせながら午前の試験を受けました。 そういえば、受験番号は763…惜しい、765じゃない。(何 でも、語呂合わせで読むと…南無三?? 始まる前から神頼みかよ!(T_T) …話がそれましたが、午前の問題は例によってマークシート。 ただ、前回のソフトウェア試験とは違い、問題は60問弱。 なんと、リミットは11:10です。 流石に専門分野に特化しているだけあって、前回頭を悩ませたSQLやらE-R図やら有限オートマトンなんてのは出なかったんですが、その分クロックの相とかちょっと難しい問題も。 あと、これでも出題は幅広く、問題の意味すらわかんないものもちらほら。 結局、すぐわかったのは全体の1/4程度。 他は、全くわかんなくて運頼みのやつや、2つまでは絞ったけどどっちかなー、という問題が多くて今回も微妙。 一番の敵はやはり午前でした。(T_T) 午前なんて、実際の実務で使わないことだらけだし、わざわざ覚えなくてもWeb検索で出てくることばかりなので、足切りだけの午前問題なんてもういらないんじゃないか!と毎回思うわけですが。(って私が午前が不得意だからってのが一番デカいけど)
さて、マークシートはこれ以上考えてもわかんないので、退出可能時間になったらさっさと退出。 とりあえず腹ごしらえ…ということで、近くのデニーズへ。 しかし、なんかココのデニーズ、メニュー少ないぞ…??と思ったら、なんとまだ朝メニューなのでした! 確かに、入った時間は10:55。 こんなに早かったのか…でも、次に入ってきた隣の客はレギュラーメニューを頼んでもっと旨そうなのを食べてました。 いいなぁ…(;_;)
デニーズで暫く時間を潰した後、午後の試験へ。 5分前に着席したんですが…普通、遅れて着席するとすぐ問題用紙を持ってきてくれるんですが、試験官のねぇちゃんがこっちに気づいてくれない! 2分後に、「問題用紙が無い人いますかぁ〜」って時になって初めて来てくれた。 なんだかなぁ…(T_T) そんな感じで午後Iの試験がスタート。 前回のソフトウェア試験では、ネットワークからRAIDSQL、プログラムまで幅広く出たんですが、流石エンベデッド試験、今回は完全に制御系に特化された試験になってます。 問題は4問で、最後の2問はどちらかを選択するようになってます。 暇があれば両方解いていいほうを選ぼうと思ったんですが…1問目で予想外に時間を食ってしまい、最後は問題数の少ない4問目を選んで解きました。 もっと難しいのが出るかと思っていたのですが…なんだかんだ云って結構解けた。 これなら8〜9割は堅いかなー、と。 ちなみに、こういう形の制御系は私もやってないんですけど、解くコツとしては、全て「単位時間に直す」こと。 例えば、4msで何メートルなら1msでは?1sでは??みたいな感じで単位時間あたりの変化量に変換して、あとはそれに移動時間などを掛ければ大抵の問題は解けるようです。 要は、めんどくさがらないことと諦めないことが一番重要なのかな、と。 そういえば、午後試験中に風邪の症状がちょっとだけぶり返してきて、咳が止まんなくなって焦った。 ゲホゲホゲホ…オエッ!ってちょっと餌付いた時はもうダメかと思いましたが、なんとか追い出される前に沈静化…ふぅ。
そんなわけで午後Iは全ての時間を使い切ったんですが、今度は午後IIです。 午後IIでは、2問中1問選択。 要は1問で2時間です。 問題をざっと眺めてみて、タイムスロットやwai_semなど、今や昔の仕事でいじった事ある分野っぽい問2を選択することに。 流石2時間分の問題というだけあって、問題文が長い&ややこしい! 問題を理解しようととりあえず10分くらい眺めてみたんですが…理解できねぇ。(T_T) 考え過ぎると頭がかゆくなるぅ〜(by.佐々かなこ)というわけで、とりあえず全容を理解するのは置いといて、問題を解きながら理解していくことに。 しかし、最初の2問がいきなりわからず、かなり焦る。 ヤヴァい、このままじゃ時間が足りない…というわけで、2問はとりあえず仮の答えを書いといて、先に進んでみると…なぁんだ、意外と簡単ぢゃん! 割と長文の記述式問題が多く、このへんは旧一種の試験を思い出しますが、問題文からそのまんま文章を持ってくれば回答できるので、見た目よりは簡単な感じ。 結局、全部解いて最初に戻り、2問目は多分コレだろう…ということで回答を訂正。 一応全部見直した後、30分を残して会場を後に…と思って手を挙げたんですけど、また例の試験官のねぇちゃんが気づいてくれない! 声出すと怒られるので、早く気づけよ!!!…と思いながら3分経過。 やっと気づいてもらえて、会場を去ることができました。 ていうか、ねぇちゃん仕事しろよ!!!(T_T)
今回のインプレッションですが…私にとってはやっぱり午前が鬼門。(T_T) コレばっかは知らないと解けないので、私が一番苦手な「ひたすら読んで機械的に覚える」ってやつをやらなきゃいけない。 こんなの実務じゃ役に立たないのに…(T_T) それに対し、午後はレベルが若干上がったものの、むしろ本業に近い得意分野ばかりが出題されたので、前回のソフトウェア試験よりも簡単だったかも。 午前の足切りさえやり過ごせば取れるんじゃないかなぁ…と期待。 でも、午前は全然自信が無いです。(T_T) どうだろなぁ…


おまけ。
http://d.hatena.ne.jp/satzz/20070415
satzz online 2.0 さんのところに面白い記述があったのでご紹介。
Wikipediaの「テクニカルエンジニア (エンベデッドシステム)」の説明に、こんな事が書いてあるそうです。


実際の製品に即した問題が出ることが多く、問題を解くのが楽しいとまで言われるほどである。
「問題を解くのが楽しい」ってのは妙に納得。 実際の開発に近い部分ではあるので、全然知らんところを出されるよりは遥かに楽しい部分ではあります。
ただ、ソフトウェア開発技術者試験も、「知らない分野だけど問題の端々から答えを読み取って解く」って意味じゃぁ大昔のRPGAVGを解いてるみたいで楽しいなぁ、と思ったり思わなかったりw