鬼怒川その1(5/1)

というわけで、5/1〜5/3まで、鬼怒川温泉まで旅行に行って参りました。 4月は趣味のお仕事と本業とM3準備のトリプルパンチに加え、風邪で体調が悪く、かなり最悪な感じでしたので、ここらで温泉でも浸かってゆっくりしたいなぁ…というわけです。 あと、一人で旅行に出かけることはたまにありますが、和室に一人で泊まるってやったことないので、今回はそれを是非やっていきたい!ということで。

家を出るのがちょっと遅くなり、当初の予定よりもかなり遅れて北千住へ。 ここで電車の時刻を調べてみると…直行の鈍行は1時間に1本しか無く、それを直前で逃してしまったので、次のやつに乗るとチェックインがとてつもなく遅れる気配。 仕方ないので特急スペーシアに乗ろうと思ったわけですが…荷物が多いので、指定席だとどうしても1席では足りなさげ。 しかも(一応)GW中なので、荷物だけ隣の席に置けないかも。 そんなわけで色々迷った挙句、かなり高価な個室席を購入。 諸々込みで片道5,000円強ってのは厳しいなぁ…(T_T)
券は買いましたが、まだまだ時間があるので、暫く北千住の駅ビルを散策。 駅ビルの本屋に行って、なんとなくサブカル系書籍のコーナーに行ってみると…普通、大手の本屋では分類は「サブカルチャー」となっているはずなんですが、その本屋にはデカデカと「オタク」と書かれていていきなり噴いたw(ちなみに、このご時世に本屋で写真撮影をすると本気で怒られるので証拠写真はありません。 各自行って確かめてくださいな) まぁ、当たらずも遠からずって感じですが…でもねぇ。 そんなダイレクトな言い方しなくても。(^^;)

そんな感じで時間が過ぎ、いよいよスペーシアに乗車。 個室ということで、ベッドとかあるのではないかと内心期待してたんですが、個室の中には単に2席×2の4席があるだけ。 一応、個室なのでドアを閉めることが出来たり真ん中に簡単なテーブルがあったりしますが…ちょっと期待はずれでガッカリ。(T_T) でも、くっついている2席間の肘掛はデフォルトで上がっており(使わなくても良い)、とりあえず寝っころがってYJとか読んでましたw

電車に揺られて(いや、この路線ってホントに揺れるんですよT_T)約2時間、ついに鬼怒川温泉に到着! …ちなみに、ここに着くまで鬼怒川温泉が栃木県日光にあることを知りませんでしたが何か。 とりあえず、本日の旅館まで歩いていくことに。 驚いたことに、この地域では5月だというのに一部でまだ桜が咲いてました! 千葉からそんなに遠くはないはずなんですけど…季節感狂うなぁ。(^^;)

そうこうしているうちに、旅館に到着。 …あれ? 写真で見るよりもちょっと小さいぞ?と思ってたら…なんと、フロント(道路に面しているので1Fだと思ってた)は、実は6F! 鬼怒川の河川敷の上?に建っているので、客室はここから下にあるのでした! フロントが3Fにあるってのはたまにありますが、6Fってのは初めてだなぁ…おかげで、その後の館内移動でもしょっちゅう間違えてましたよ。(T_T)

部屋に着くと、予想だにせぬ出来事が! 最初伺ってたのは和室8畳とのことだったんですが…実は、それ以外に寝室も約8畳あって、合計16畳の部屋! まさかこんなに広いとは…予想外でした。 いや、広いのは嬉しいんですけどね。 でも、ここまで広いとむしろ一人で泊まると余計に虚しいのは何故??(おっと、目にゴミが入っちまった…なんだ、この目から溢れる水は)

そんな感じで部屋は広いんですが、流石に古い(&安い)旅館だけあって、そこかしこがレトロです。 電気のスイッチが見たこと無い形だったり、ゴミ箱が妙にレトロだったり、電話がダイヤルを廻すやつだったり…むしろ最近見かけないものばかりなので素敵です。(^^)

さて、部屋を一通り堪能したところで、とりあえず風呂へ。 実は、今回の目的は別に温泉というわけではなく、単に和室でのんびりしたいだけだったので、あまり温泉は考慮に入れてませんでした。 そのせいかどうかはわかりませんが、温泉っても温泉テーマパーク的なところとは違い、普通に温泉が出る大浴場(ってほど広くもないですが)と、申し訳程度の露天風呂(浮き輪の子供プールよりちょっと広い程度)とサウナがあるだけ。 …まぁ、安いですからこんなもんですかね。 そもそも、鬼怒川温泉の施設自体、どこも老朽化が進んでるようなので、他のに泊まっても同じような感じなのかもしれませんけど。 で、内風呂は…ちょっと私には熱めかなぁ。 そもそも猫舌なので(って関係あるんかいな)熱いのは苦手なんですよ。(じゃぁ温泉来んな!とか云われそうですが^^;) でも、外の露天風呂はかなり良かったです。 温度が低めのうえ、顔に当たる冷たい風が心地よく、人がいなければずっとここで寝てたい気分かもw

風呂を堪能したので、今度は夕食。 私にしては珍しく、夕食つきのコースです。(だいたい夕食は外で食べることが多い) 大広間で食べるんですが、宴会とかみたいに大きなテーブルに並べてあるわけではなく、畳の上に一人分の台があって、そこに一人分の食事が乗せてある、といった感じ。 家族連れやカップルなんかは向かい合わせで食べるわけですが、私は一人なので隅っこで一人ぼっち。 この時期に一人で温泉なんてほとんどいないようで、妙に浮いた感じがむず痒くてうーん…といった感じ。 で、この手の食事でよくあるのが、一人用の土鍋に具が入っていて、真下の着火材で温めて食べる、といった方式。 例に漏れず今回もそうだったわけですが、何故か2つあるぞ??? よく見ると、1つは炊き込み御飯。 なんと、一人用の釜を温めてご飯を炊くんだそうな。 こういうのは初めてだなぁ… そんなわけで、おかずはあるんですがご飯が無いのでお預け状態。(T_T) でも腹は減ってるので、おかずだけ少しづつ食べていたら…配膳のおばちゃんが気を利かせてくれて、「白ご飯ならこちらにありますから、よろしかったらどうぞ」と。 ありがとう、おばちゃん。(T_T) そんなわけで、しっかり白米1杯と炊き込み御飯、更にはおかずや鍋も全部美味しく戴いてすっかりお腹一杯。 ご馳走さまでした。m(_ _)m

部屋に戻った後は、色々やりつつ、焼酎を呑みながら漫画を読んだりして就寝。