ご質問にお答えします

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/dtm/1233143923/54-56

というわけで、久々に覗いてみたらいくつかFaMiCに関することが書いてあったんですが、いくらやっても書き込みが出来ない(プロバイダの経路ごとアクセス規制を喰らってるらしいT_T)ので、こちらで回答したいと思います。


発音方法
基本的には、子音数フレーム+母音で鳴らしてます。 例えば、「か」であれば「k」と「a」から成り立ってますので、最初に「k」を数フレームで発音し、続いて「a」を発音…という手法をとっています。
ただ、子音部分は母音と違って単純波形の繰り返しではないので、再現が非常に難しい部分です。 仕方ないので、FaMiCではかなり割り切って発音を端折ってます。 ここがもっとリアルになれば再現性が上がるんですが、1frame=1/60secである限りはこれ以上性能を上げるのは難しいかもしれません。


音声の元ネタ
残念ながら初音ミクは所有しておりませんので、初音ミクから取ったものではありません。(あれだけ流行ってるし、一度使ってみたいとは思ってますが…) ただ、自分の声でもありません。 基本的にフリーの音声合成ツールを数種類+いくつかの音は波形編集ソフトで更にいじってます。
とりあえず、使用したソフトの使用条件等を色々読んでみましたが、今のところ抵触するようなものは無さそうです。 もし、どうしても問題になる箇所が出てきた場合は、最悪自分の声をサンプリングしてデータ化します。(^^;)


音声データの差し替えとN106での発音
FaMiCはプリセット音色をexeファイルに仕込んでるわけではないので、ユーザが任意の音色に差し替えることもできます。 例えば、自分で録音した声をwav2fdsとかで変換し、「俺音色セット」みたいな形で別途配布していただいても全然構いません。(どのデータが必要かは、template.fmcに記載されているFDS音色データと各音色のコメントを参照してください)
あと、FaMiC自体は別にFチャンネル限定で見ているわけではないので、N106用の音色ファイルさえ作ってしまえば、N106パートにヴォーカルをやらせる事も可能です。(単に、自分がN106使ったことが無く、良く知らないので音色を添付していません。 ただ、波形メモリのスペック的にはFDSよりも発音精度が更に厳しそうな感じですが…)


ふぁミク(FaMiC)という名前の由来
一応、名前には由来がありまして、「ファミコン(FAMIlyComputer)」と、唄う時に使う「マイク(MICrophone)」から作った造語です。
ただ、コンセプト的に「初音ミク」と(たぶん)近かったので、覚えやすいようにそういう名前にしたのも事実です…が、もし本家からクレームが来た場合は名前を変えます。(^^;)