某氏インタビュー

WizardOfPSG2005-04-13

http://www.ascii.co.jp/pb/ant/msx/htm/contents_m3.htm
というわけで、先日から書いてますとおり、MSXマガジン永久保存版3の隠し球?となる予定の某氏インタビューの為に、大阪まで行ってまいりました。
…が、コレがもう行く段階から大変なことに。 慣れない早起きで寝不足状態といった状況でJRに乗っていったのですが、途中で猛烈な腹痛が! 上野駅になんとか辿り付いて、速攻でトイレに駆け込んだら…ドアの前には行列が! 本当にギリギリで間に合ったんですが、まぢで死ぬかと思った…(T_T)
その後、浜松町からモノレールというお決まりのコースで羽田へ。 しかし、ここで再びトイレに行くと、トンデモナイ事実が! …血便出てるよ。(T_T) どおりで腹が痛いと思ったら! ただ、ココまで来て引き返すわけにはいきません。 インタビューを無事終えるまでは死ねないんだってば! というわけで、空港の薬局で腹痛の薬を買ってとりあえず急場をしのぐことに。 まぁ、この時点で中身はほぼ出し尽くしてたので、その後はそんなに調子が悪いといった感じはありませんでした。(汚い話でスマンそ。)
で、MSXAの方とやっと合流。(遅くても9時までに集合…って話だったのに、15分遅れってヒドいよ…飛行機乗り遅れそうになったし^^;) 早速飛行機に乗って、一路大阪へ。
空港からバスに乗って、今度は梅田方面へと向かいました。 早速降り立ったわけですが…第一印象は「大阪っぽくないなぁ」。 どうも、大阪に馴染みが無い私にとっては、大阪=道頓堀と喰い倒れ人形といったイメージがあるんですが、そこにあるのはオサレーな高層ビル群。 黄色と黒のシマシマでコテコテなイメージからあまりにかけ離れたその情景にカルチャーショックを受ける私。 更に驚いたのが、こんなオサレーな街なのに、すれ違う女の子がみんなコテコテ関西弁のオバチャン言葉というのが!もう!! …なんだか眩暈がしてきました…(ぉ もちろん、地元の人たちはそれが普通なんでしょうけど、そういうのに免疫が無いとマヂで驚きますわ。 ここはパスポートが必要なのか??と一瞬思った。(嘘)
で、いよいよインタビューの時間が近づきました。 しかし、私の身体にまたしても異変が。(T_T) 最近、なんだか私の身体の温度調節機能がちゃんと働いてない気がするんですが、なんだか急に身体が熱くなってきた…熱あるんじゃないかコレ?? しかし、解熱剤は持ってきてないので、とりあえず頭痛にノーシンで誤魔化すことに。(^^;) 発熱は和らいだものの、今度は喉が痛い…(T_T) ちょっと辛いですが…大阪まで来て引き返せるか!と気合を入れて臨むことに。
そうこうしてるうちにアスキーの方と合流し、今日の作戦会議。 やはりファンの視点からすれば色々と聞きたい事は山ほどあるわけで、質問は20項目くらいに達してたんですが、限られた時間では恐らく無理…しかも、印刷所入稿のデッドラインもすぐそこに迫ってる! というわけで、数ページの枠に収めるには、質問を数項目に絞って、そこだけを記事にしましょう、ということに。 ただ、記事にならないマニアックな話はその後ゆっくり聞きましょう、といった感じ。 ここで、遅れていたVORCのHally氏も到着。 面子が揃ったところで、いよいよ先方の会社に突撃です!
案内されたその会社は、やはりゲームを作ってる会社ということで、看板商品がずらりと並んでまして、その様は壮観でございます。 通された部屋にも、しっかり壁にポスターが貼ってある。(w そりゃ看板商品ですからね…宣伝ということで、このへんは写りこみ大歓迎といった感じで、広報の方が色々と説明しておられました。
そうこうしているうちに、いよいよご本尊登場! この部署の頭を取っている方なんですが、威圧感といった感じは無く、むしろ大変フレンドリーで楽しい方というのが第一印象。 こちらで用意した公式エミュである「MSXPLAYer」で、この方の担当されていたゲームを動かすと…早速素晴らしい喰いつきが! もう童心に返ったかのような懐かしい&楽しくてたまらないご様子。 MSXPLAYer+ゲームリーダーをプレゼントということで、のっけから上機嫌でツカミはOKです!
早速、ライトな質問からさせて戴いたのですが、やはりもう十数年くらい前のことですから、ご本人も記憶が曖昧なご様子。 むしろ、我々のほうが情報を集めていて色々と知っていて、それに反応して「思い出した! あの時はなぁ…」といった感じで話が進行。 更に、昔の記憶を呼び戻すきっかけを…ということで、先方が持ってこられたのが、なんと当時の手書きの開発資料!! 当時、曲作りの為に使用したエディタなどの設計書や波形画面など、マニア垂涎の資料が当時のまま分厚いファイルに残っていたのです! こんなもの見せられては…もう止まりません。(w 最初15分でカタを付けるといっていた約束なんてなんのその、インタビュアー全員も段々と暴走していって、かなりマニアックな質問も連発! それに呼応するかのごとく、先方も嬉しそうに当時の事を色々と語ってくださいました。(^^) その中には、今まで明らかにされていなかった事もいくつか判明したのですが…うーむ、誌面ではどこまで掲載されるんでしょうね??
そんなわけで、予定の1時間を遥かにオーバーして、取り留めの無い会話が延々と続いたのでした。 誌面には載らないでしょうが、最後にこの方がおっしゃった「インタビューを受けて元気が出た。 来てよかった。」という言葉を聞いて、嬉しくて涙が出そうでした。 いや、むしろ我々のほうが嬉しかったですとも。 気づけば、用意してた質問の大部分を聞くことが出来ました。 これだけ色々なお話を聞ければ、わざわざ大阪まで来た意味がありましたとも! こちらこそ、非常に楽しい時間をありがとうございました、とお礼を云いたい気分です。 …というか、非常にノリの良い方ですので、いずれ是非、居酒屋とかでオフレコトーク大会などをしてみたいですね。(ぉぃ ちなみに、私とPENさんは、なんとサインまで貰ってしまいました! 家宝にします!!
で、インタビュー終了後、展望台のカフェでHally氏を交えてMSX関連のとてもココでは書けないような話を色々としておりました。 そうこうしてるうちに、気づけばもう夜に! 早く東京に帰らなきゃ!! というわけで、新幹線で一路東京へ。
しかし、コレで終わりじゃありません。 深夜のアスキーで、先ほどのインタビューを含めた校正大会が待っていたのでした。(T_T) なんせ、どんどん原稿を入稿しないと、本当に発売に間に合わない! というわけで、編集の方が初稿をアップした横で、すぐに皆で赤入れといった感じ。 なかなか全体像が見えてこなかった、私の担当分記事「SCC音色講座」も、やっとPDFで初稿が出てきました! なかなかいい感じじゃないですか! …いくつかトンデモナイ誤植がある以外は。(^^;) ここは、最終稿で直していただくべく、早速赤を入れてアスキーの方にお渡ししました。
で、それから待つこと数時間。 とうとう、我々のインタビューのテープ起こしが完了したようで、早速こちらを編集することに。 しかし、今回インタビュアーが多かったことと、かなりマニアックな質問が乱れ飛んだこともあり、話が前後してて、文章だけ読んでも実はワケワカラン感じになってたり…(^^;) 色々と悩みつつ、あまり違和感を感じないように話の前後を置き換えてみたり、あるいはテープ起こしで出てきた不明な専門用語を正しいものに修正したり、といった作業をやってました。
そうこうしてるうちに、気づけばもう夜明け。 昔、グラIIIのCDに「真夏の夜明けに正月を見た」というドラマが入ってたんですが(確か、徹夜明けで観た眩しいばかりの朝日は、まるで正月の初日の出のようだった…という趣旨で出てきた言葉だった気がする)、まさにそんな感じ。 朝日が眩しすぎます。(全然関係ないですが、IME2000(98でも可?)で「てつやあけ」と入力して変換すると、「(=_=)」という顔文字が出ます^^;) やっとのことで、今回の作業は完了! もちろん、レイアウトを固めた後にもう一度チェックの必要があるとは思いますが、コレでひとまず大きな作業は完了でございます。
さて、気づけばもう朝の8時半だよ! とりあえず帰って…どうしよう??(続く)