Wiz. Chronicle -MSX works- 用のデータ調整

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というわけで、本日はほぼ一日家に篭って、今度の MSX WORLD 2005 に出す予定のCDに入る曲のデータ調整を行ってました。
…とはいっても、別にこれから新曲を作るわけではなくて、昔 Wiz. History というCDを出したときに入れた楽曲の再調整なわけですが、コレがもー大変で。
調整とはいっても、大改造を加えてしまうと当時のデータではなくなってしまうので、音色やパート割はいじらず、基本的に耳コピ間違いの部分で特に気になる部分を修正しました。 めがてん細江氏から直々に指摘されたドラゴンセイバー1面のテンポが速くなる部分の3つ目の音(コレはCDの譜面のミスらしいです)とか、この前携帯着メロ版を作ったときに間違いに気づいたグラ2の6面とか、ハイドライド3のエンディング2の和音とか、グラナダ2面とか。 特に、グラナダ2面は改めて耳コピしたら、なんと前半は2つも多めにシャープを付けてたとこが判明! どおりで沖縄メロディみたいな妙な明るさがあると思ったんだよな…(ぉ それと、サウンド君のMMLなんてもう覚えてないっちゅーねん! 今改めていじろうとすると非常にツラいものがあります。 元々この頃はMMLを綺麗に書こうなんて意識はまるで無かったのもありますが、サウンド君のマクロがサッパリわからない。 ドラムパートなんて記号だらけで文字化けかと思っちゃったよ。(w 昔はよくこんな難解なのを使ってましたなぁ…>拙者
で、実機はFDDの調子が悪いので、この作業はWindowsMSXPLAYerから行ってました。 しかし、なんかうまく演奏してくれないデータがちらほら… 最初はデータミスかと思ったんですが、どうやらマシン語を使ってる曲の一部がMSXPLAYerで正常に演奏されないようです。(T_T) そういえば、昔fMSXとかを使ってた時にも同じ症状が出たので、その頃からのバグなのかもしれませんね。 明日、実機で鳴らしてみて正しく鳴るようであれば、PLAYer側の問題の可能性があるので報告しようと思います。
あと、今度のMSXPLAYerはかなり音質が良くなったのですが、音色のエミュレーション精度となると、まだ実機とはかなり鳴りが違うと思える部分もちらほら。 PSGは結構良いのですが、SCCとOPLLは、なんだか全体的に音がすっきりし過ぎてる印象はあります。 例えば、サウンドくんは実機で鳴らすと全体的にSCCの音がガラガラしていた印象があるんですが、MSXPLAYerだと何故か非常に綺麗に鳴ります。 しかし、その分データ作成時に感じていた癖が薄れてしまったかなー、という印象。 …でも、よく考えたらその頃は無改造A1mk2+SCCカートリッジ後挿しなんていう酷い環境だったので、ノイズが乗りまくってたのかもしれませんけどね。(^^;) あと、OPLLも全体にスッキリし過ぎてるかもしれず。 昔、OPLLでミスティブルーのオープニング曲を作ったことがあって、ソレをMSXPLAYerで鳴らしてみたんですけど…イントロのディストーションギターの自作音色が、スッキリし過ぎてディストーションギターに聞こえないかも…(T_T) この音色は作るのに非常に苦労した音色で、ノイズとトーンのギリギリの境目でパラメータを合わせてるので、鳴りが違うとすぐわかります。(TLをあと1つずらすだけでノイズになってしまうというギリギリの調整だったと思います) 何だかんだ云ってもMSXPLAYerは公式を謳ってる以上、アマチュアのプログラムは全て完璧に動かすくらいのイキオイで作ってるはずなので、こういう音周りの不備も今後はどんどん指摘して、完成度を上げていかなきゃいけないのかもしれませんね。 私もWindows上でMSXのデータをいじるときにはMSXPLAYerしか今は使ってませんし。
話が逸れましたが、とりあえずデータレベルでの微調整は一応完了。 明日はいよいよレコーディングでございます。 明日中に全部録音しないとまず間に合わないので、なんとか全曲録音完了させたいところです。 その次の日がジャケ&ライナー関連、金曜日は会社でその日の夜〜当日にかけてCD焼き&パッケージング…といった感じの予定です。 それにしてもスケジュールが辛いなぁ…本当はこのCD、秋のM3に出す予定だったんですよ。 リリースが半年も前倒しになるとは思いませんでした…(T_T)