続・FM-PAC高音質化計画その1

先日は、FM-PAC内蔵のYM2413の音声出力ピンから直接信号を取り出して、そこにメガドラ用のアンプをつけて増幅して出力しようと思ったのですが、結局は失敗に終わりました。
その後、あのアンプの回路と実物をMSXAの旅行の時に持っていって、PENさんと1チップMSXの作者の方に観てもらったのですが…結論から云うと、アレではダメ…らしい。(T_T) ちなみに、OPLLって実は各チャンネルどころかオペレータすらも全て時分割で細かく出力してるそうな。 知らんかった…(@_@) すなわち、OPLLって実は1オペレータを交互に鳴らしてるだけの音源なんだそうで。 うーむ…
で、高音質化する方法として提案されたのが、「音声が通るラインに載ってる抵抗とコンデンサを全て取り替える」こと。 なんかえらい強引な気もしますが(^^;)、確かにコレならイケそうな気はします。 というわけで、早速実践してみることに。
本日、秋葉で交換用の電解コンデンサと抵抗を買ってきましたよ。 まずは、沢山ある抵抗の取り替えをやってみることに。
抵抗に関しては、秋葉原山王電子でKOAの1/4W金属皮膜抵抗を購入。(私も詳しくは知りませんが、高級オーディオにも使われるようなメーカーのやつらしいです)
とりあえず、ざっと回路を追ってみたところ、大雑把に音声に絡みそうな部分は15個所。 ココをちまちまと1個づつ交換していきました。 大変でしたが、なんとか交換完了。
早速聴いてみましたが…なんだか高音の立ち上がりが良くなった…気がする。 かなり微妙な差ですが…(^^;) ところが、比較の為にwav録音してみたところ、全く違いがわからなくなってしまいました。(T_T) っかしいなぁ…録音前は確かに抵抗交換後のほうが音がクリアに聴こえた気がするんだけど… とりあえず、使用前使用後です。 …ってもほとんど同じですが。(T_T)
明日は、電解コンデンサの取り替えとカートリッジ側から直接音声を引き出す改造をやってみる予定です。 どちらかというと、こっちのほうが音質向上が期待できる…かもしんない。(^^;)