続・FM-PAC高音質化計画その2

WizardOfPSG2005-06-19

というわけで、昨日の続き…ということで、本日は電解コンデンサの交換をやってみました。 このコンデンサ、私がよく使ってるブラックゲートというブランドのノンポーラ型のコンデンサでございます。 ショッキングレッドの色が強烈ですねぇ。 今回交換したコンデンサは4本で、2本は普通に売ってたやつなんですが、もう2本のYM2413から直結されているコンデンサが曲者で…6.3V/1000μFという容量なんですが、コレと同じものが売って無い! 結局、そんなにデカいコンデンサは必要なかったのに、25V/1000μFというコンデンサを買ってしまいました。 ビッグサイズでケースに入らないよぉ…(T_T) ついでにお値段もビッグサイズで1本1000円ちょいもします。(@_@)
そんなわけで、交換自体はすぐ終わったものの、ケース加工なんかでえらい時間がかかってしまいました。(T_T) 時間はかかったものの、なんとか完成。
とりあえず、例によって曲を鳴らしてみました。 まずは、A1mk2本体を通した音。 微妙に音の粒が揃ってきてる気はしますが…やっぱり微妙な気がします。 続いて、A1mk2本体を通さず、カートリッジから直接取り出した音。 こちらは効果テキメンです! …というか、高音のエッジが効いてるせいか、録音時にレベルメーターを振り切ってしまうので、録音レベルを落とさざるを得ませんでした。 そんなわけで、試聴の際はコレだけヴォリュームを上げてください…
結論:A1mk2本体ミキシングを通さないだけでも音質は格段に向上する。(たぶん)
なんか、色々やった割には、結局コレが一番良かった気が…いや、もしかしたらそれまでも段階的に良くなってたんだけど、A1mk2本体ミキシングがボトルネックとなって効果が表れなかったのかも。(^^;)
ただ、ノイズは格段に減ったとはいえ、実は高音の抜けは未だに改造A1STのほうが良い気がします。 ここは、昨日の日記のちゃびんさんのコメントにあるように、フィルタ係数?とやらを変えたほうが良いのかも…って、何処変えれば良いのかさっぱりわからないのですが…(;_;) あと、録音時にモニタした時は明らかに音質の違いがわかるのに、録音後はほとんど変わらないように聴こえるわけですが…よく考えたら、PCでの再生時はベアボーンキット内蔵サウンドカードをそのまま使ってました。(録音に使ってるサウンドモジュールは、USB1.1なので再生に使うと音がブチブチ切れるのです…T_T) やはり安物のサウンドカードはダメねぇ…と思いつつも、改造した割にはその程度の違いなのかなぁ…といった感じで微妙にガッカりんぐ。orz
あとは、S1985(PSG)のミキシングがおかしい件をなんとかしたいですねぇ。 何かが根本的に間違えてる気がしますが…コレも回路やコンデンサの容量なんかを変えれば良いもんなんですかねぇ。 S1985につけてる回路は、S1985のデータシートに書いてある回路のまんま(のはず)で、コンデンサと抵抗はPENさんの教え(^^;)に従って、33μFと5.1KΩを使ってます。 でも、Achのミキシングを行わず、AchとBCchをパラで録音して、後からミックスすると何とも無いのがやっぱり解せないですねぇ。 このままぢゃ(自作の曲ならなんとかなるものの)音が濁って夢大陸の自主録ができません…(T_T)
…今気づきました。 ココで使ってるコンデンサは、16WVのだったと思うのですが…もしかして耐電圧が足りないとか?? FM-PACの中でも、50Vのコンデンサ使ってたところもあるしなぁ…