1チップMSXに対する意見から垣間見えるユーザの考え方

http://blog.goo.ne.jp/msx_lab/e/f349055896dfb8e7f6e4b0087675e94f
上記の件に関してトラックバックを戴いたので、先ほど見てみたんですが…同じく1チップMSXに関わっていたMSX研究所所長さんでした。(^^;)
詳しい内容は上記リンク先をご覧戴きたいのですが…実はこのリンク先に書かれてたユーザと同じ思考に自分が陥っていたことに気づかされて、思わずハッとしてしまいました。(確かに2スロット化とかコストと機能の兼ね合いとかそんな話ばっかりしていた気がする…^^;)
そして、一番考えさせられたのが…


もう一つ不思議かつ悲しいのが、これを「面白いかどうか」で見てくれる人がほとんどいないことです。
の部分。 私自身も、ユーザの意見を拝見しつつ、「MSX1相当でこの値段だと、価格相応の機能を持ち得ないのでライトユーザに見向きされないのでは?」と思ってたんですが、こういう思考自体が既に思考停止状態に陥っている証拠なのかなぁ…と思ったり。 ただ、実際問題、価格対性能比でしか評価しない人は沢山いるわけで…ここを取り込む努力をすべきか、潔く切り捨てて面白さを理解できる人だけにアピールすべきなのか、難しいところではあります。
ちなみに、私個人としてはもちろん「面白いハード」だと思ってます。 そもそも、この値段でMSXの性能しか無ければ、単純に性能で見れば普通はPSPとかを選ぶでしょう。(PSPの初期ファームなら既にMSX動いてるし^^;) しかし、今度の1チップMSXは、こんなに小さい上、自分でMSXの機能を拡張したり、あるいは全く違うものを作ることができるんですよ! MSXは元々仕様がほぼオープンになっていた事でアマチュアでも骨の髄までしゃぶり尽くせるパソコンでした。 今回は、それに加えてそのハード自体をユーザがいじれるんです! これが面白くないわけ無いじゃないですか!! 確かに、私はVHDLなどはいじったことが無いのでよくわかりませんけど、伺った話だと、ちょっとプログラムをかじった人間ならば、さほど難しいものではないように感じます。 なんせ、ハードウェアの動作をソフトウェアで書いてるわけですから。

…ちなみに、MSX研究所所長さんの別の日記によれば、先日、MSX-FANの休刊10周年を迎えたんだそうです。 もうそんなに経ちますか…早いですねぇ。