MSX音質改造で比較

WizardOfPSG2005-11-29

というわけで、例の箱3で使う(かもしれない)ということで、先日買ってきた抵抗とコンデンサの組み合わせでMSXのPSGの音質がどれだけ変わるかを調べてみました。 …が、調べたのに使った曲が今回の収録予定曲の1曲なので、ここに音声ファイルを載せることができません…スマソ。m(_ _)m
…で、1回1回ハンダづけしてたのではいつ終わるかわからないので、まずはRC回路の基板を改造し、抵抗やコンデンサの抜き差しが容易にできるようにしてみる。 写真は何をしてるかといいますと、抵抗やコンデンサを載せる部分を、直にハンダづけするのではなくてICソケットの足の部分だけを基板につけといて、そこに抵抗やコンデンサを挿すような形に改造しておいてから試験してみました。 試験してみたのは、抵抗が1KΩ〜5.1KΩの5種類、コンデンサが0.1μF〜10μFの5種類で、組み合わせは25種類。 短い曲でのテストとはいえ、えらい大変でした。 とりあえず、抵抗もコンデンサも、値が大きくなると音割れが発生することが判明。 やはり、33μF/5.1KΩというRC回路の部分がマズかったらしい…というのはほぼ間違い無いようです。 では、どの値を収録に使うか…というのが難しいところ。 こういうのは好みの部分が大きいですし、そもそもMSX自体が色々なメーカーから出てるせいもあって、MSX本体にいよっても個体差が激しい部分でもあります。 とりあえず、関係者の方々に音を聴いていただいて、最終的にどれを使うかを決定する予定です。(ただ、どのパターンを使うにしろ、S1985から直接引き出すとビデオノイズが全く乗らないので、普通に録音するよりかは遥かに綺麗な音が出てると思います^^)
ただ、腑に落ちないのが、先日0.0047μFのコンデンサを試したとき、低音が全く聞こえなかったということ。 この結果から見れば、値の小さなコンデンサなら逆に高音が乗らないような気がするんですが…コンデンサの種類が違うからなんでしょうか?? アナログ回路は奥が深い…というかサッパリわかりません。(T_T)